2010年11月16日

「ブルークリスタル 公爵ドラキュラ 上」江森備(復刊ドットコム)(〜上巻 前半)

「ブルークリスタル 公爵ドラキュラ 上」江森備(復刊ドットコム)
 2010.1 初版

 動機:江森!江森!


購入前にレビューを読んでよーし決めた!にしたんだけど、改めて読むとマジでこの先が怖い。
 ttp://d.hatena.ne.jp/wagamamakorin/20100205

下巻で唐突にBLするってマジですか?
なんか・・いや、線の細いいい男が芯の太いたくましい女とがんばって国をよくしてって俺たち頑張ったね!ついでに過去のトラウマの元凶のクソヤローもぶっ殺してトラウマ乗り越えて俺大往生だよ!!

みたいな話を想像してたんですが、うわあ、なんか下巻相当来るみたいですね(笑)

どうしたらいいんだろう。トーン違いすぎない?今すごい歴史歴史してるんだけど。大叙事詩?だよ。それが何?
 あのあらすじだけ見ると完全に昨今のBLなんですけど。
文体がいくら綺麗でもやってること変わらなかったらただのBLだろ?マジで?
ヴラドさまがてっきり周瑜タイプかと思ったら違うのかよあれ孔明タイプなのかよヴラドさま以上のいい男(イケメンより格が上です)とかどんだけいい男だよ・・肉食系のガッツリタイプなのか周瑜・・げーっ周瑜さまは草食系の幸薄系のヘタレじゃなきゃやだやだ・・orz


〜〜〜なんとなしに本編の感想〜〜〜
上巻の前半部分だけ読んだけど大体何やってるか覚えてないっていうか歴史系小説って全部目がすべるから無理。動詞でしか状態を把握出来ないので地理的なとこまでは到底・・。
ただ飽きはしなかったというか次が気になるのはよかった。ていうか相当すごいことだと思う。全然理解出来なかったのは私の頭がもんd

キャラはいいけど、未だにヴラドの顔がはっきりしないのが痛い。
ストイカとかはわりといいよね。なんかいそう。グインサーガ(アニメ)にwww
あと領主のおっちゃん(大アラブ?)の外見をデブでイメージしてたのにほっそりとか言ってて萎えた。まじか!それはちょっと齟齬すぎるな自分!!
ま、なにはともあれ、ここまで真面目な歴史系小説がどうやったら坂を転げ落ちに落ちに落ちまくって二人だけの愛☆らぶらぶぬるま湯BL世界☆に身を投じて行くのか、ある意味では見物。

ていうかまじでどうやんの? 無理でしょこんな真面目なのに昨今の南原兼やろうとか。そういう意味でしょ?..アクロバティックすぎる。
〜〜〜おわり〜〜〜




マジかよあのくっそメフメト2がイケメンとか早く滅んでほしいわ・・性感染症にかかって苦しんで逝け!!(そういうのやめて!)
第一あの可愛い嫁二人を残して男に走るヴラドとかみたくねえし。見たくねえんだよそんなスイーツ脳の男!!

 ジェルミくんがグレッグを手放しで赦してだよね!僕も愛してたよ!!」。
 ユリスモールが六角形メガネににっこり微笑んでわかってました。僕も好きだったんです!」。
 アッシュがホモデブボス親父にいいんだ。俺も同じ気持ちだから!」。

うわあ寒いこれは寒い。自分でやっただけでも寒い。絶対嘘だ。江森備がこんな話書くはずない。書くはずない!!!!!!

 過去のレイプ相手を受け入れるとかよく考えたらこういうことだろう・・?

マジホラーじゃん!こんなフィクション受け入れるぐらいなら昨今のぬるま湯BLに浸かってた方がマシだわ・・・・。
BLなら許せるけど、真面目にやった結果が本気でこういう風なら、マジでもうJUNEは死んだっていうか死んでるわとっくに・・・。

なんでこうなったんだ・・ もう硬派なBLとかJUNEとか言ってる場合じゃなくて最初からホモエロアホBLだけ量産してりゃいいじゃん・・なんでこんな半殺しの生殺しにしとくんだよ絶対おかしいってこれ・・・・・orz


本の厚さに戸惑い、開いてページが二段になってて思わず「あー。」
失敗したと心から思った瞬間でしたwwww
あと地味に「〜〜〜〜〜」が気になるwwwwwww句点も区切りすぎててすげえ見づらいしwwwwwいやもうなれたけどwwwwwwww


ていうかほんとにヴラドちゃん攻め様じゃないの? まじで? 俺かわりにメフメトやっちゃっていいかな? 少なくともアレを切り落としてしかるべきだろうにおかしいな俺メフメトマジで地獄送りしたくなってきた!(こわい)
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posted by nina at 02:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | JUNE・耽美〜小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月12日

「青月記」榊原姿保美 角川文庫

「青月記」榊原姿保美 角川文庫
 平5.6(1992) 初版
 あとがき 1993.5
 単行本の文庫化(1986.11 光風社出版)

 「螢ヶ池」………『小説ジュネ』第1号 昭和57年10月5日(1982)
 「カインの月」… 『小説ジュネ』第2号 昭和58年2月5日(1983)
 「奈落の戀」……書き下ろし 昭和61年8月
(引用 http://meimu.sakura.ne.jp/page031.html


 動機:http://wagamamakorin.client.jp/seigetsuki.html

お前人に言われなきゃ動かねーのかよ!
という声が聞こえてきそうです。
その通りだアッー!!!



「螢ヶ池」
く・・栗本薫・・?
な、何この栗本薫臭・・まよてん?大導寺家の滅亡?

最初の2,3ページでもう叔父に抱かれちゃってます告白にはビビったー。
 早すぎ!しほみ、はやすぎるよっ!!(タメ口)

これ読んで思ったのは、黒の側にいる(性的に愛するだけの)叔父、白の側にいる(救済者、白馬の王子様的ポジションの)佑さん、そしてその間で振り子のように揺れ動く少年・・(http://wagamamakorin.client.jp/kazabana.html

まさしくなあ、と思った。
まあホワイト・サイド(笑)である佑さんすらあんまり少年の絶望を回復する真の救済者足りえてないところがまた笑えるっていうか悲しいとこなんだけども。


あとやってることは、文章が耽美耽美してるからわっかんないけど結局BLと一緒よー
飛び入りの第三者が強姦しようとする場面に颯爽と現れるザ・ホワイト・サイド☆攻め、複数人にマワされそうになる美少年の図、あとオプションで美少年を心から愛してるのにいっこうに愛され返されずにただの捨て駒と化しているザ・ダーク・サイド★攻めとかな。

ものすごく偏った見方をすると、後年に出現したBLというのは(ってこれもまたさんざ言われたことだけどなぁ)
こういうセクシャルで性的でポルノ風味な場面にのみにだけ焦点を絞り、その背景にあるびしょーねん(=我々JUNE少女)の苦悩とか絶望とかを全く無視して作り上げ商品化したものである。
というのがなんとなくわかった。
美少年は世界に絶望し未来と自分に絶望してるからこの作品の錦くんは抱かれてもまあいいや的不感症さでもって物事を冷めた目で見てるんだろうなぁ。

この「周囲に対する不感症さ」っていうのは今西良にもいえる・・のか?
で、誰かに犯されてるときぐらいに生きてる(というよりは”死んでいない”)と唯一感じられる、とかなんかそういうのがJUNEなんだろうか。

んー?じゃあこれはBLなのかー?(年代的に云ってそれはない)

この「世界に対して不感症/無関心/無感動な少年」というのは一体何の比喩だろう。
現実に絶望している少女か?
うーん、ま、わかるときにわかるよね(思考停止)

まあ個人的にはねー、

p.82
これからも、いつまでだって僕は佑さんと一緒に行くんだと思っていた。佑さん、そうでしょ、僕はあなたの腕の中で生まれたんだよ。母さんの死んだ晩、僕はあなたの力にひきさかれて、そして新しく生まれたんだよ。忘れたの?みんな忘れてしまったって言うの?

私にはこれだけで十分です。これはJUNEです。どーもどーも。



「カインの月」
〜〜〜。 ???
ごめん。
 これはBLだろう。
最初の十数ページ、天才芸術家の譲二さんとの一連のやり取りは昨今のBLとしか思えなかった。
あと『螢ヶ池』に比べて描写が一挙手一投足しすぎでだれた。
・・・文章って難しい・・。

なぜBLか
・主人公の葛藤が”とってつけた”ように感じた。真面目に悩んでいない気がした。
  →他の描写が相対的に長かったというだけかもしれない
・譲二さんがただの好色なおっさんだった
  →リアルでいそうな芸術家肌のゲイさん色が強いだけかもしれない
・親友の義広がただのBL界の住人だった
  →主人公/民人を愛する理由が「昔から好きだったから」←いやこれは別にいいんじゃないのか

下の2項目については、セックス描写がやたら長かったというだけで決めつけた節もある。
官能的〜? うーん私は螢ヶ池の極限にまで肉をこそぎ落とした文章の方が好きだなぁ。
すげえ脳内映画劇場上映しまくりだったし。この作品はあんま覚えてない・・。

しっかし『螢ヶ池』に比べて色が違いすぎる・・。なんだこれ・・。
確かに
今回取り上げる初期の作品はそのどれもがそうした自己に宿る孤独や断絶や虚無の闇は宗教的に昇華するのではなく、性愛の淵に投げ込むことによって無化しようとしているようにみえる。
http://wagamamakorin.client.jp/seigetsuki.html

ってあるように、確かに主人公は性愛に溺れている。
で、確かに親に疎外されて(阻害されて、かぁ。なんかいいなこれ)
それについては悩んでいるんだけども、でもなんか・・もう少し突っ込んで悩んでもいいんじゃねーの?
という気はした。

錦くんの絶望はホンマもんだったが民人の絶望は大して悩んでないだろ。
少なくともセックス描写にいそしみすぎて心理描写に手を抜いてた感じがした。
とにかく私はそう感じた(まあ1回しか読んでないが)。
 なんで?
確かに私は20歳より15歳、青年より少年、日常よりは非日常、に重きを置いていつのまにかフィルターかかって贔屓目しちゃうような人間だけどさあ。
 それでもこれはJUNEなの・・?
JUNEってやつなの?JUNEっつーより耽美じゃね?

最初の叔父貴とのベッドシーンが問題だったのかなぁ。
あれは長すぎたと思うし第一昨今のwebで見る質の良い女の子の願望系妄想BLと大してかわらない気がしたんだよなぁ・・いきなり犯されちゃって、でもそれがよくって、特に拒絶するというでもなくずるずる引き続いて・・
うーんなんで・・なんでこんなに食い違うんだ・・・

なんかあれを思い出したぞ・・「テイク・ラブ」を読んだあとに「薔薇はもう来ない」(曖昧)・・・
・・そんな感覚だ・・・



「奈落の戀」
栗本薫?
何この全身全霊を込めた良くん。全力全開で今西良くん!
 俺今西良って大っ嫌いなんだよね
才能あふれる「魔性の」「美」少年。・・はぁ。死ね。


と、なんでここまで毛嫌いするんだろう、と考えた結果、私がそもそも選ばれた人間でも才能ある人間でも美貌の女の子でもないからそのすべての要素を兼ね備えた「今西良くん的びしょーねん」にイライラすんのかもしれない。私には一生持つことのないモノだから!=嫉妬
 or
作者の願望が見え見え+自分のなりたい願望をダイレクトに見せられて図星というか腹が立つというか決まりがばつが悪くなるというかそういう感じでもあるかもしれない。無意識下の自分を表面化させてほしくないっていうか、中学高校時代に、文化祭のラストステージでギター弾きながら超かんどー的に一曲歌って拍手大喝采的なボク、というのは己の妄想の範囲内ではオールオッケーだが第三者の口から改めて思い知らされるとムッとする、っていうか恥ずかしくなる、っていうかそんな感じかもしれない。

 でもとにかく今西良は嫌い。

しほみーでいう錦も寿巳も嫌い。
 何をするでもなく人が集まってくる魔性の美少年というのは大嫌いだ。
まぁちこっと逆説的ではあるけどもね。
 何もしないでびしょーねん、流れるままにまかせるびしょーねん
というのは嫌いだ。動け馬鹿!抗え!いやだって言え!うじうじしてんじゃねえ、馬鹿ッ!

まんままよてんでした。舞台が歌舞伎になっただけかあーッ!




総論。

 わからない。

 現時点での私のJUNEの最高峰:

  『華歌』乙一


であるので、その基準で行くと、しほみたんは半JUNEぐらい。
だって解決してねえもん。絶望してるだけなんだもん!
希望の光が見たいんだ、読者は。少なくとも私は。

お気に入りは『螢ヶ池』。多分3作品中で唯一青年ではない10代の少年が主人公である、という要素が大いに関わっていると思う。
ほんとこういうバイアスどうにかしてほしい。公平さに欠ける。

あとがきで「およそ十年前に書いた作品で粗が目立ってしょーがねえや!てへ!」
というようなことが書かれててふざけんなあああ、と思った
ばっかおめー19歳でこんだけ書けりゃ天才だろ!!
『螢ヶ池』なんて常に脳内映画劇場でフィルム回しっぱだったんだぞ!!!てめえ殴られてえーのかっっっ!!!!

と、ちょっとイラッと来た。才能に恵まれた子は幸い。いいな〜・・


これ誰か読んでくれないかなー 一緒に討論したい議論したい考察したい!!(絞殺死体って・・)
自分以外の、第三者の意見が聞きたい。感想が聞きたい。どう思ったか知りたい・・

って20年前の作品じゃぁなぁ・・・
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posted by nina at 23:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | JUNE・耽美〜小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「メルセデス・ベンツ DESPERADO 4」柏枝真郷 光風社出版

「メルセデス・ベンツ DESPERADO 4」柏枝真郷 光風社出版
 1993.8(平5) 初版?
 単行本
 『MERCEDES BENZ』

乙一の『華歌』がJUNE、という定義ならば、
柏枝真郷の『DESPERADO』は質の良いBLである
でもっと突っ込むと、読んだ探偵小説の登場人物がほもだった、
っていうそれだけ

とか言ってみたりして〜


アンソニーとクラークが気に入りました。
しかしクラークの語尾は「〜だぜ」だったか・・?
久々に柏枝借りて読んだせいかもしれないが、ちょっと違和感があった・・
まあ脳内人物の脳内会話なんて自分の分身以外は性格も口調もしっちゃかめっちゃかの流動しまくりですよねー

あああー

今ちょっと機嫌悪いのかもしれない 深夜だし



で、なんかちょっとノってきたので全然関係ない話するんだけど、
柏枝真郷の作品が全くJUNEでない(耽美ではあるよ)のにここまで読んできたのはね、やっぱりアンソニーとクラークがすっごく良かったからなんだよね。

人間の性には4つあるらしい(→wikipedia)。

 異性愛 ヘテロ・セクシャル
 同性愛 ホモ・セクシャル
 両性愛 バイ・セクシャル:異性愛・同性愛の性質をともに有していること。
 全性愛 パン・セクシャル:他者への恋愛や性愛の側面を含む愛情を相手や自分の性にかかわらないで持つことである。

(非性愛とか無性愛は都合によりのぞく
無性愛 Aセク
 性的指向がなく、異性愛者としての性質も同性愛者としての性質も持っていない人をいう。つまり、男性・女性のどちらに対しても恋愛感情や性的欲求を抱かない人をさす。
非性愛 ノンセク
 異性、同性、または両性に対して恋愛感情を抱く場合でも、相手に性的欲求を向けない場合、また、他者との精神的な恋愛関係のみを望む者もノンセクシュアルということになる。)

以上メモでした。

で、関係ない話。
私が女子校に通ってたときの友人はすごく男の人が苦手で私レズかもしれないとか言いながら女の子と付き合ってた子なんだけど、近々結婚するかもとか言ってるんですよ。
大学入ってから自分レズかもしんね、って悩んで調べた結果が上で、なんか本人が言うにはパンセクらしいです。

最初は全然意味が分かんなくて、そもそも女子校で恋愛感情持つとか疑似恋愛だろ常識的に考えて、とかわりと冷めた目で見てたんですけど、その子は俗にいう自分に溺れるとか恋に溺れる?なんて客観性を失うということに関して全く無縁の性格だったので、女の子と付き合ったのも男の子と付き合ったのもそれぞれハンパな気持ちじゃないんだろうなあとか赤の他人は勝手に想像して結論付けたんですけど、人間ってみんながみんな異性愛者じゃないよね?

私は未だに、何を持ってしてか何を根拠としてかしらんが、愛し合うなら別に男でも女でもいいじゃん、とよくわからない自信をささやかに持っている一女性であります。

なんで異性とか同性とかにこだわるんじゃ?といつも謎なのです。
好きなら別に性別関係ないじゃん。男でも女でも、この人だ!って思ったら別に性別とか年齢とか年収とか身分とか容姿とか声の高低とか関係ねーじゃん。一緒にいて楽しけりゃええやん愛し合ってるならそれだけでええやん、とか大阪弁で思ったりするわけです。

と、思ったのはああああ!今気づいた!

 小6でアニメの××に初恋したときに思ったんだった!(爆笑)

けけけけけ。うわあ痛い!我ながら痛い!うひひ!好きなんだからいいじゃない!うわあこの論理か!痛い!痛すぎる・・!(がっくり)


まあでも私の論理で行くと年齢関係ないなら10歳に満たない女の子でも14歳の少年でも隣の熟女でもハゲたオッサンでもいい、愛してるならグレッグよろしく性的虐待加えてもいい、次元関係ないなら二次元だっていいじゃないか!になるのかもしれん。
うわあ。なんかそれはそれで違うだろう。痛すぎる。
しかしまあ私の根拠のない自信の根拠はここにあったのか・・当時の小6の自分の矛盾を正当化するための・・ううう痛い・・



まあとにかく愛し合うなら別にどんなファクターも関係ないように見えますけどね、とは今になってしても何となく感じる。異性じゃなきゃいやとか同性じゃなきゃいやとかわからん。あんたが好きになった人間と全く同じ人間しかし性別は真逆、ってヤツが現れたらどうするんじゃ!ってこれは極端だな。極論は良くない。馬宮くんが女の子だったら・・あ、あぁ、いや・・いやぁ・・・ああぁ・・・・ど、どうだろ・・・・・

とまあとにかく、
 魂の片割れならそれだけでいいじゃないか!
とは思ったりする。だから本気でお互いを認めあっているという関係が描きやすいジャンルのひとつであるところの耽美系ほも小説とか、キラとルシアンの関係とか、アンソニーとクラークの関係・・とかが好きなんだなあ。

ところでアンソニーの僕はゲイだ発言、そろそろやめてほしいです。
単に好きになったのが、愛し愛されたのが男だったってだけで自分をゲイと決めつけるのはどうよ。
昔男娼やってたからってそれを裏付けにすんなよ。
私には女の子と愛し合うアンソニーが普通に想像できるよお前はゲイじゃないだろ!

とかなんとかー。
たいていのBL小説の登場人物は、女の子と肩を並べて楽しそうにしゃべってるとか好きあってるとかいう想像がしにくい方達ばかりなのですが(だから昨今のBLはおかしいんだよ)、アンソニーは普通の子だと思いますー。
お前ほんといい加減自分のことゲイだっていうのやめろよなー。誰か読者のかわりに諭してやれよー。作者ッ!


まあほんと最近思うんですが、結婚するかもしれないとか言ってた友人は本当に幸せだと思う。
生きてるうちに魂の片割れに会える人は本当に幸運で幸福☆だとなんか最近感じるようになった・・
何十億といる人間の中から自分とぴったり合うパズルを持った人間がいるのかどうかもあやしいのに同じ時間に生きて巡り会うとか不可能です・・。

 でもBLはその世界で二人が巡り会うから・・僕はずっと読み続けちゃうんだ・・!


とかなんとかいいつつ同性愛者は未だ知らぬ未知の領域なので遭遇するとテンパるっていうか避けますけどね。(・・矛盾・・)
私は全性愛になりたい異性愛者かなー。女同士はやっぱ気持ち悪いし。あ、でも尊敬できる人なら性別関係ないかも。でもセックスはしたいからやっぱり男がいいなー。あーでもやっぱ二次元少年が最強かも。美少年ッ!幻想〜

柏枝さんのDESPERADOシリーズ第一部終了、第二部が気になるッ!
ところではありますが、多分もうこれっきりにすると思います。
なんか第二部も止まったまんまとか聞いてるし・・下手に面白くて続きが気になるといてもたってもいられなくなるし・・


次は榊原姿保美行くぜッ!
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posted by nina at 02:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | JUNE・耽美〜小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月28日

「鎖の封印 DESPERADO 3」柏枝真郷 光風社出版

「鎖の封印 DESPERADO 3」柏枝真郷 光風社出版
 1993.2(平5) 初版?
 単行本
 『BALL AND CHAIN』『HOME AGAIN』


第7話と番外編らしい
次の巻(第8話で)第一部(あくまでも第一部)終了だとのこと

和解しましたねー

和解後のやりとりがちょっとばかし浮きに浮きまくってた印象があるけどまあいいかもしれないよね、久々だしね、嬉しいもんは嬉しいよね!


トニーは12歳から18歳まで客をとってたと言っていました
僕はオカマだ、ゲイだ!
とか言ってた気もしますけど、ううん別にそうでないんでねえのーという気がしなくもないですね
個人的には12から客取ってりゃそう思いたくもなるだろうよ、というところでしょうか
別にトニーはゲイではないのでは・・

と私は思いたい
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posted by nina at 22:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | JUNE・耽美〜小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月24日

「サマータイム DESPERADO 2?」柏枝真郷 光風社出版

「サマータイム DESPERADO 2(?)」柏枝真郷 光風社出版
 1992.7(平4) 初版?
 単行本
 『SUMMERTIME』『DANNY BOY』

おうえ?
 第6話あ?
ええええ???
未収録なのかなぁ・・


私はそのときの気分とか前情報に影響されやすくそれが簡単に読書中の文章の受け取り方に反映されてしまう俗にいう”しんこうしゅーきょーにハマりやすいヒト”タイプなのですね

よーは自分の基準値を持っていないのでふらふらしやすい、と。



と前置きしてから感想を書きたいと思う。
これを読んだのはもうとてつもなく全人類氏ね、特に老害にあたる年長者はすべからく?死ね、とにかく気にくわない誰かぶっころがしてやりたい、という腐った気分の時に、SUMMERTIMEを読んでしまったのであった。

だからまあ、そんな調子の時にご本読んでも上手く消化できねえのはあたりめえのなんとやらで・・

何だかなあ、と思ってしまった。正直。裁判がどうのこうの、僕は無罪を主張する、とかさあ。何なんだよ、と思ってしまった。どうしようもないくらい個人的な感想だが。

ほんとに登場人物はゲイばっかだなぁ別に男が男を好きになるびーえるとかじゅねっこさんとかいうのはホモとかゲイのお話が読みたいんじゃなくてある意味以下略


 話が逸れるな



とにかくそれでも途中で挫折せず私が読み続けたのはまあクラークとトニーの今後がどうなるの!?みたいなミステリ小説系のわくわく感が確実に存在していたからであった。
トニーの悩みようは正直わからん。何で悩んでるのかわからん。未だに「クラークは探偵仕事以外のことには鈍感だ」の意味がわからない。
クラークとトニーどっちも愛し合ってるからいいんじゃないの?と思ってしまう自分BL世代。JUNE世代に〜生きたかった〜


 小説のいいところは「二人は深く求め合い、愛し合っているのだ」

で片がつくところだと思う。
それまでの積み上げが何となく成功していたらこのたった一行で二人はもう離れられないぐらい、精神的にも肉体的にも”運命の恋人なのだ”がそれこそ純文学的現実的に示せることだと思う。
いいねえ。小説ってすてき。積み上げが成功してたらが大前提だけど。


いや愚痴はどうでもいいとして、しかしなあ、ダニエル!
君の寄宿舎生活は正直ゆって新境地であるぞ!

幼なじみネタは正直未だによくわからん、というか感じない、というか『幼なじみ』設定は二人の別個たる人間がなんとなしに出会って恋に落ちて愛し合ってゆく、という過程を描くにいたっての『恋に至るきっかけ』の部分を手っ取り早く説明し根拠付ける絶妙なエッセンスだと私は思っている。

とまた愚痴が始まる。今は愚痴りたい気分。めんご。

しかしまあ、ほんとにダニエルのアレは、なんというかはりーぽったあだったね!
なんとなくだったが、あれはすごかった。新鮮。あの舞台はたけみやーにもはぎおんにもBLにも見られない世界であった。
すげえ。あの関係ちょっとiiかも!(なんなんだよこの変換)

ていうか柏枝のすごいところはダニエルL先輩の部屋に入ってお互いの気持ち確認したあとおもむろに上着を脱いであなたのベッドはどっち?とか言い始めるところだと思いました。
年の功なのかなぁ。私には正直できない、というか書けない、というか思いつかない。
そんな少年いやだ・・。
 イヤだけど萌える・・。
現金な話。


『DANNY BOY』はお初お初の1人称文章でちょっとタルかった(私の気分が、の意)んだが、いやしかし柏枝、やっぱ上手いですよ。
外出する前に読んだんですけど(時間厳守の外出)、限界ぎりぎりまで読んじゃいましたからね、心はどす黒く濁ってましたけど、読みたいものは読みたい!続きが気になる!
というのはあったので、やっぱり柏枝うめえなあー
とかなんとかしみじみしたのであった。

で、なんとなしにまた後書きで涙ぐむ自分(笑)

あとがきってさあ・・なんかこう作者本人の地だとか素だとかカラーだとかが出ちゃってさあ・・
ああ、なんか会えたわ・・
とか思っちゃうんだよね自分きもすぎるわあ・・
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posted by nina at 21:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | JUNE・耽美〜小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月16日

「時が過ぎゆきても DESPERADO 1」柏枝真郷 クリスタル文庫

「時が過ぎゆきても DESPERADO 1」柏枝真郷 クリスタル文庫
 1998.6(平10) 初版?
 単行本の文庫化(7年後?)
 『AS TIME GOES BY』『WILL YOU LOVE ME TOMORROW』

 柏枝真郷ーッ!
である。小説道場で1,2を誇る問題児から華麗に変身ッ!
お初です。


うーん、これはいい小説だけれどもJUNEではないんでないのー?
 JUNE:コミュニケーション不全症候群の少女が痛み足掻きながら
  「このままじゃいけないんだあっ!
  とか叫ぶ小説
をJUNEの定義とするとー、うーん尾鮭ほどではないが違うんでねーのーと思う
全くどこをどうとってもBLではないがJUNEとかいうわけでもなく、よく出来た小説って感じだー。
毎度思うけどこの設定この展開をまんま剛しいらとか南原兼が書いたらそれはもう完璧にBLBLするのだろうなあー
と思ったりして頭を抱える。JUNEなぁ・・わからんわ。


『AS TIME GOES BY』
と、まあぐだぐだはどうでもいいとして。
これねー!
酷い終わり方だと思ったよ。酷すぎだろ。タイミング悪すぎ、っていうかネイトが・・あんまりだ・・
あと奥さんは夫を愛しすぎ。酷い。なんであのタイミングでお前らはアンケートとりにきたんだ、馬鹿!夫も夫で行ってやれよ、馬鹿ッ!

と叫びたくなった。あまりにも不幸すぎる。ただタイミングが、間が悪かったというだけで・・

タイミングを好きに出来る、書き手の好きに設定出来るってのはどうも・・小説のいいところでもあり悪いところでもあるよなあ・・

クリスたんのことがすきだとかいいor思いはじめるロブたん萌え(笑)
おまえなー、さすがにそれはBL、じゃないどんだけ恋に疎いんだよ。中学生レベルだろ。
その愛は恋愛じゃなくて親子っぽい愛だと気付け!(お前ほんと言葉に不自由な人だな)


『WILL YOU LOVE ME TOMORROW』
うーんこれはオチが読めた。サブタイがよい感じでしたわ。
毎度思うがミステリ系小説の悪いところは(というか自分の頭の具合の悪さにうんざりするところは)
何といっても、探偵が「わかった!」と思うその瞬間を、読み手であるこっちが共感出来ないところにあると思う。

まあそのための糸口なり断片なりは確実に小説に文章に書かれている事ではあるんだが・・それを反芻して関係性を見つけてパズルのピースをつけあわせておおおっ、出来た、わかったあ!
っていうのが私にはどうも出来ないらしい。
今までミステリor探偵小説を満足に解けたためしがない。ええいノータリンめっ!

これもまたなんつーか、可哀想な人々が、っていうかまた夫婦か・・
気持ちがすれ違っちゃうのっ
っていう。これどうしようもねえよな。うん、どうしたらいいかわかんない。


あとクラーク!2作目でトニーがラリーのこと頼むっていう台詞、あれねえ!
お前読者が気付いてんのに登場人物が気付かないっていう話ほど滑稽なものはねえよ!

ラリーが見ず知らずの他人にあんなことやこんな以下略されて傷付くのを見たくないからあんたに頼んでんだよ!そんなラリーが昔の自分を見てるようでいやだからトニーはあんたに頼んだんだよ!馬鹿気付けよお前ら何年一緒にいるんだよ!

と、思ったんだけど、最後らへんでトニーが「でも、あんたがイエスって言うの、ききたくなかった、電話が鳴らなきゃいいと思った・・」
で、ちょっと凹みました。
あ、ああ・・でもなんか、うん、現実って案外そうなのかも・・と、ご都合主義なBL細胞で満たされた私の脳みそちゃんは嘆いたのでした。
いやあ僕なら、多分・・い、いや・・かなあ・・かなああぁ・・
(ていうかラリーを指名するだけして何もしないで金だけ払えばいいじゃん)
と思った私はどうなんだろう、偽善者?
そんなことするぐらいならラリーに金だけあげりゃいいじゃん、と思ったけどさすがにそれは体売って生活している人たちに失礼だよなー
と思いとどまりました
ただれたらぶらぶ光線全開のBL脳って怖いねぇ・・


トニーとクラークはよいですね。あ、この人だっけ?片方がオカマだってことを悩んで今一歩踏み切れないみたいな文章書いてるのって(どこの受け売りだ)
まぁしっかしこれ読んでて思うけど、愛ってわっかんねえなぁー・・
世の中のカップルがみんなトニーとクラークみたいに相思相愛だったらいいのに。みんなハッピー。苦しむ人誰もいない、おーるおっけーいっつあすもーるわーるど。
死ぬまでに魂の片割れと会える人と遭えない人がいるっていうのはどうなんだろう雇用機会均等法。
恋とか大抵欺瞞ですよって誰かが言ってた気がする。愛されたいけど欺瞞はいやだな。大恋愛じゃなくて、魂の片割れに会いたい!
何の話だろ・・。

今のところ。
JUNE 小説、だな。柏枝真郷は。
須和雪里(サミア)はJUNE。
野村史子は・・ちょっとJUNE?(レザナンス読んでねえのよ)
尾鮭あさみ(俊と潮)はJUNE。(でもダダカズシリーズはBLなんじゃね?とか思ってたり・・)


あ、あと蛇足ですけど、吉原理恵子?あの人の文体って酷いんですか?
・・あれっ僕銀のレクイエム超〜傑作とかほざきまくっちゃったんですけど・・あれぇ・・

あとちょっとついでにー。
 佐々木禎子の「野菜畑で会うならば」ーーーーーーー!!!!!!!!
頼む値下げしてくれあれじゃ買えないいいいいいい!!!!!!!!
っていうか図書館何やってんの、馬鹿ッ!
柏枝真郷須和雪里尾鮭あさみ野村史子吉原理恵子栗本薫があるのになんで置いとらんのじゃああああああああああああちくしょ読みてえええええええええええええええええええええ


めも 森内景生,榊原姿保美,三田菱子
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posted by nina at 19:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | JUNE・耽美〜小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月11日

柏枝真郷 DESPERADOシリーズ

http://meimu.sakura.ne.jp/page002.html#desperado


DESPERADOシリーズ/光風社出版
後に 光風社出版クリスタル文庫(発行:成美堂出版)

〔第1部〕
1 『時が過ぎゆきても』 (1991年)
   収録作/ AS TIME GOES BY/WILL YOU LOVE ME TOMORROW
2 『タイトル サマータイム』 (1992年)
   収録作/ SUMMERTIME/DANNY BOY
3 『鎖の封印』 (1993年)
   収録作 / BALL AND CHAIN/HOME AGAIN
4 『メルセデスベンツ』(1993年)
    収録作/ MERCEDES BENZ

〔第2部〕
5 『オール・イズ・ロンリネス』(1997年)
   収録作/ ALL IS LONELINESS
6 『心の欠片(かけら)』(1999年)
   収録作/ PIECE OF MY HEART



1の文庫買っちまったぜちくしょう
あとどうでもいいけど魚住くんの文庫全巻手に入れたぜイエーイざまあみろ昔の俺
定価の1.5倍だったが通販の3倍よりはマシだ
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2008年05月05日

「元禄無頼 上之巻、下之巻」栗本薫 角川ルビー文庫

「元禄無頼」栗本薫 角川ルビー文庫
 上之巻 平5.12 初版 ←昭60.9(光風社出版)
 下之巻 同上 ←昭60.10(同上)

感想書くの忘れてた。時系列的にはおわらぶ読んだあと、だと思う、多分。

えーっと、あの表紙は詐欺、とだけ
・・
・・・
いや、えーっと・・。

私の大好きな抑圧された少年幼少期の性的虐待、ううう、栗本薫が書くとえぐすぎる・・
気持ち悪いよぉ・・酷すぎるよぉ・・ううう
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posted by nina at 21:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | JUNE・耽美〜小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「真夜中の天使 下」栗本薫 文藝春秋

「真夜中の天使 下」栗本薫 文藝春秋
 1979.9 初版(昭54)
 1985.7 8版(昭60)


だーかーらーさー
なんでこうBADENDかなあー


そりゃあね、JUNEだしね、栗本薫のおわらぶもそれなりの終わり方したし、元禄無頼のラスト総死に展開はむしろ胸がすかっとするような心持ちもしたけどね、でーもーさー・・
でえーもおーさあーあーあ〜!?
不満たらたらじゃあーっどちくしょおおーっっっっ

この人の作品ってすごく気分悪いわ。
読み終わった直後に火ィ付けて燃してしまいたくなる衝動に駆られる反面、
いちばんはじめの頭っから、ページのどっかの部分部分に救いを求めて読み返したくなるんだよ!
もうほんと気分悪い。滝は癌だ! 癌細胞だ!
あいつ山下じゃん!上巻でさんざコケにされてあしらわれて退場させられた山下と一緒じゃん!身を引け、馬鹿!良は先生とうまくいってるんだよ!一応丸くおさまってらぶらぶしてるんだから放っといてやれよ!良は先生といた方が幸せなんだよ!!!!!
と、下巻後半からの彼はどことなく「グイン・サーガ50巻以降の違和感」と同じようなものを感じた。・・60巻だったかな? グイン・サーガ読んでないですけど。
だって滝さんの性格変わってるよ!? 完全に精神科病棟の人だよ!!?!


とも思ったけど、栗本薫の作品で憎めないのはさー、みんながみんな正常だからなんだよねー。
みんな自分が正しいと思ったことを正しいと思ってるからやってて、それはハタから見たらキチガイじみてるとか神経質だとか馬鹿っぽいとかアホっぽいとか見てるこっちはゆーんだけど、それはこっちの見方であって、彼らは彼らなりの論理で動いてるんだもんねー・・憎めない、というかわらってはいけない、というか・・はぁ・・

良の最後はほんと痛々しかった・・。酷い・・。あれ生き地獄だろう、さすがに・・。
自分で自分の首を締め付ける人間はわりと抑圧された人間っぽくて好きなのですが、
あそこまで露骨に自分が無くて抜け殻だと興味も糞もないですね。殺してあげたい。楽にしてあげたい。私だったらさっさと死ぬ。あんな人生辛すぎる。

抑圧される人間もといスターにのし上がるために体を切り売りする少年ってこうフレーズだけ聞くとものすごお〜くninaちゃん好みなんですが、いやあしかしどうしてどうして、今西良くんは目に入れたらぶっ殺したくなりますねえ。
 淫売とか娼婦とか売女とかいう言葉が当てはまってはならない! ことに美少年は。
影があったらいいよ。いいけど、自主的にやっちゃうともうっ、だめっ!良くん、大失格!!
葛藤とかなんもなくてフーン、です。いやあ、苦しんでくれないとおお。そこは。お姉さん美少年が歯ァ食いしばって耐えて悶えて〜なシチュエーション大好きですから。そういう点では良くんは全然可愛くないよね。自分から色目使うな、馬鹿っ!好きでもない相手を翻弄してオモチャにすなっ、阿呆ッ!!

あと栗本薫の受け主人公ちゃんは、みんな運命がやってくるままに任せるっていうのがなんか気に食わない。
いや、そこは動けよ、抵抗しろよ、良!自分から愛してみろよ!と云いたくなる。(いやむしろそれはらぶらぶが見たいだけだろう・・)
先生といい感じだったのになぁ・・。あーあ・・。

ラストの良くん、あれ誰かに似てると思ったらジェルミか・・(雪穂とはちょっと違うしな)
母国帰ってスラム行って自暴自棄やっちゃったジェルミくんだ・・うわあ・・
ジェルミはイアンという救済者がいたから救われたものの・・良くんは誰かが助けてくれるのだろうか・・
例え誰かが働きかけても良くん自身から動かない限り彼は一生あのままな気がする・・うわあ悲惨・・誰も愛せないまま亡霊の抜け殻で生きてくんだ・・うわあ・・なんでそれでも生きたいとか思うんだろう・・まじ死ねばいいのにいらいら


銀のレクイエムでも残神でもありましたが、魂の半分って表現、ありますよね
この作品では、山下にとっての魂の半分が良であり、
滝にとっての魂の半分もまた良であり、
さらに結城先生の魂の半分もまた良であったわけですね!
 魂の半分って、お互いに想いあってなくても成立するんだね!
っていうのが衝撃でした。
自分は想っていても相手は何とも想っていないっていうことほど、滑稽で冷酷で残酷非道で凄惨悲惨なものはないですね。
山下は相手を殺そうとするし滝さんも相手殺して自分も死のうとかいうし。
 報われねーっ。
ここまで報われないのも悲惨。結城センセの愛は本物だったろうけど良くんのセンセへの愛は本物だったか?って聞かれると、微妙だなぁ・・。優しくしてもらってるから僕もする、みたいな、どこまでも受け身な印象が拭えないんだよなぁ良は・・
ていうか私は、そうだ、魂の片割れ表現はレクイエムと残神で刷り込みがあったおかげで
 『一対一』
だとばっかり思ってましたよ。三対一、とかでもいいんですね、だがさすがに欲張りすぎじゃないかね、良くん・・。
捨てられる相手側も真剣に愛してるのに・・こんな理不尽なことがあっていいものなのか・・

 両思いって大切よね!


なんか、栗本センセはどーしてそうも物語を丸くおさめない、と云うか希望を持たせない方向におさめさせるのかが謎だ・・
いいじゃん、らぶらぶしたって・・良くんと結城先生が愛し合って終わり、でもええやん・・滝が諦めるか自殺かすればええやん・・私が作者なら滝自殺させてるわんよ・・

と、ゆーのは多分、ジェネレーションギャップ?
BLべったりな世代はらぶらぶが大好きです。愛を信じたい!


あー、わかった、敗因は、この作品を「今西良と滝俊介」の物語にしたからだっ、ちくしょーっ。そこは滝じゃなくて結城先生にしろーっぎゃーっ
パーティのステージで、先生のピアノ伴奏をバックに歌う良、愛してる、愛してるってフレーズでかすれた声で歌いながら見つめあう二人、とかさーっ、もうさーっ、最高じゃねえかあああーーーーっ!!!!!
そんな二人を見ていたかった。見続けていたかった。いいの!それは永遠なの!一瞬の、束の間の永遠なのっ!
そんな愛を信じたいのっ!続き で、また追記(5/6現在)
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posted by nina at 06:18 | Comment(1) | TrackBack(0) | JUNE・耽美〜小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月04日

「真夜中の天使 上」栗本薫 文藝春秋

「真夜中の天使 上」栗本薫 文藝春秋
 1979.9 初版(昭54)
 1985.7 9版(昭60)


あー、滝さんやっちゃったねー。あなたの行動は確実に良くんを追いつめますよー。
これでジェルミくんは母国に帰ってスラムで体売るようになりましたからね、どうオチつけんのかなぁ・・


どっかの誰かがドグラ・マグラを読むと頭おかしくするよ、キチガイになっちゃうよ、って言ってた気がするんだけど、いやぁ、栗本薫のご本の方がよっぽどそっちのエネルギーがあると思いますねえ。
なんかもう、芸能界マスコミ界全部見てきた上で語ってるの?って感じ。
尾鮭あさみが中世の悪魔術なんかをさも見てきたかのような背景をさらっと色濃く鮮明に描いちゃうのと同じに。
この作品は、萌えと云うベクトルと磁場で語るにはあまりにも不相応、と云うかはばかられる、というか・・後ろめたくなる・・

にしても栗本薫の理想の少年像ちょっと見えたわ。
この作品の良ちゃんも、おわらぶの二葉ちゃんも、結局同一人物なのねー
なんか、やっぱり、どんなに偉大な人でも自分の小宇宙は自分好みの小宇宙になるんだなあと感じられて嬉しい。
私もスター・システムが大好きです(うーんちょっと違う)

いやしかしほんっとにもー、栗本薫、異常だよ。この人が本気出したら1冊の本で人を生かすも殺すも出来る気がする。読んでて怖かった。戻れない気がして。


あ、あと、私が言うのもナンですが、JUNE作品読んだことない人とか、BL作品にちょっと飽きてきたかなぁ、って人は、これ読むといいと思います。いや、今更か?
完全な初心者でもなんでもいいけど、とにかく読んでみると幸せ。グイン・サーガの栗本薫だしな。怖いぐらい近くに感じられますよー、作者の頭と心の小宇宙を。
で、まあ、そんなわけで、

JUNE作ったのは栗本薫だが、それを壊したのも栗本薫だと思った。

というのは、昨今の商業BLでやってる人物やら展開やら心情やらなんかの大体がここに集約されている、と云うだけであります。
なんかなー、BLって、この作品の部分だけ切り取って煮詰めて薄くしたような感じだー。
最初にして最後、最初に表現したのはこの人だがしかしそれですべてを表現してしまったため、後発作家さんたちはそれを薄くなぞるしかない、もしくは部分的に過激に描くしかない、と云うことか、な?
あ、でも逆に見れば、みんなが同じような展開を書くっていうこと=万人に共通の感覚である=普遍性がある、ということになるのかなぁ

なんか読んでてあんま気分のいいものではないなぁ。
栗本薫がJUNEはゴーカンであれ、らぶらぶ光線はだめ!、って言ってたのは、らぶらぶ和姦だと、そこで世界が閉じちゃうからかしら?
二人の思いが通じ合ったその時点で、世界が終わっちゃう・・みたいなー?常に向上心を保ち続けたいとかなんかそんなとこなのかしら?
滝さんと良くんの関係は親と子っぽくて愛情たっぷりで好きだが、あとはちょっと泥臭すぎる。
すいませんらぶらぶ和姦大好きですっ><

下巻読みたいが絶対朝日を拝むことになるぜ・・
JUNE世代の人はいいなぁ。これ中学生の時とかに読んでたんでしょ?
羨ましいーっ。妬ましい悔しいいいいーーーーっ!!

あ、あとこれは珍しく3人称でした。いえーい。でもやっぱり地の文が栗本栗本してて辟易だわーっ。
嫌いじゃないけどね、ちょっと疲れるのよね。


 めも ミステリ要素にどうオチをつけるのか(殺人の証拠をどうつかむのか?)という点に興味を覚えたがために借りた。あとマワされる少年。めんご。
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posted by nina at 23:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | JUNE・耽美〜小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月30日

めも 尾鮭あさみ シリーズ一覧

ダダ&一也シリーズ
 1 ミスティ・サークル
 2 六月のシュールな薔薇
 3 あの夏のホルマリン
 4 KISSの結界
 5 ルージュの嵐
 6 聖夜(イブ)のクレスト
 7 黒のマリアージュ
 8 運命のミストレス ←これ漫画?

潮&俊シリーズ
 1 トラブル・フィッシュ
 2 真珠貝No.5


チャイナホリックファンタジー?
 1 舞え水仙花(1992)
 2 大唐胡蝶伝(1993)
 3 悪名西遊記(1994)


(以上2008/5/5現在の所有状況でした)

オークションで落としたのが何冊かあるんですが、お、おねえさまーっ
すごく丁寧な梱包に感動して、何やらお手紙まで入ってて(いや手に入れたからには一生大事にしますよ、ええ無論ですよ)、しかもやたら光ってるなあと思ったらまさかのカバーがかけてあってえええええええええ
お、おねえさまああああああああ

 JUNE、すごいいいいいっ

ありがとうございましたああっっっ


そしてそれ以上に地元の図書館最強過ぎる尾鮭ほとんど置いてあるとか異常だろ^^^^^^!!!!!
当時の司書さんにまじグッジョブです敬礼ッッッッ!!!!!
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posted by nina at 23:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | JUNE・耽美〜小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「六月のシュールな薔薇(ダダ&一也 2)」尾鮭あさみ 角川ルビー文庫

「六月のシュールな薔薇(ダダ&一也 2)」尾鮭あさみ 角川ルビー文庫
 1994.2(平6/初版)
 『六月のシュールな薔薇』1994.小JUNE2月号
 『SHAMPOO』『プラスティック・サファリ』
 『メリークリスマス・ファーザー・トキタ』3作書き下ろし

サーモンきたあああああああああああああ!!!!!!!!



「ほんとうに来ていただいちゃって・・教生ですって? 柘植先生とお呼びしなくちゃいけませんよね」
「導師(マスター)カリオストロでいい」
(p.18『六月のシュールな薔薇』)

(サラ・・っ!)
(木更津の皿山くーん!)
 呼びかけてみる。しなやかな背中がびくっと持ち上がり、
「・・だ・誰? 嫌いな本名を・・」
(p.121『SHAMPOO』)

 もう半泣きでレコードジャケットを拭きながら、汚らしいのは自分だと苛む。
 ――有機体やめますか。
(p.171『プラスティック・サファリ』)

「樹!」
振り向いた顔。・・樹の腕をむずとつかんで、・・こうこうとあかりがついているのにもかまわずソファに押し倒す。
「ファーザー、やめ・・! でも、ちょっと嬉しい・・」
(p.211『メリークリスマス・ファーザー・トキタ』)

(トキタ×樹ちゃんがやばいー。ううーっ好みだあーっっっっ)
 尾鮭あさみ読んだことない人は人生の半分ぐらい損してると思いますっ!

 笑えるラリパッパーホラー!

ということで、ダダシリーズと魚?くんシリーズ、みんなまとめてお買い上げ〜(はあとv)
表紙がヤバいのでさすがに借りられないです、魚(乳首が・・うううっ)

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posted by nina at 22:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | JUNE・耽美〜小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月29日

「薔薇の館 -美少年連続殺人事件-」布刈丸洋子 光風社出版

「薔薇の館」布刈丸洋子 光風社出版
 あとがきが1989/6(ハードカバー)
 1989.7(平成元) 初版

きゃあああああああああああああああああああああああああああ

ああああっ、ああああああっ!!
あっ、もう、もう、もう!
もうどうしようううううううううううう

乙馬さん!!!僕を抱いてください!!!!!!
 す、好きだあー。


昨今のらぶらぶBLの、あのストーリー性が欠落した部分が許せねー、って思う人はこれ読んだらハッピーになれると思うよ!
色んな形の「ほも」があって面白かったよ!少年たちの背景がテンプレだらけで笑えるよ!今のBLで描かれている受けちゃんを10人ぐらい集めた感じだよ!
わーお!これ1作読んだだけでその辺のチャラいBL10冊は読めちゃうね!すっげえー!

 まあ中にはおわらぶ並に真剣に恋愛してる人たちもいたのでそんなこというとアレですが。


続き 長いな・・
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2008年04月27日

「テイク・ラブ」野村史子 角川ルビー文庫

「テイク・ラブ」野村史子 角川ルビー文庫
 1993.8(平5)8版 (1991.4 平3 初版)

『テイク・ラブ』 1986/10(小JUNE)
『アウト・オブ・フォーカス』 1988/8(小JUNE)
『薔薇はもう来ない』1986/11,1987/1(JUNE)


『テイク・ラブ』
予告通り図書館行って司書さんを閉架まで走らせた腐女子ですふぉおー
どうでもいいけど年端もゆかぬ子供が寝てる横で男に体を売る父親って何かこうすごくエロいと思います
 そんなときに子供に手を伸ばすな・・そんな近くに子供を寝かしておくな・・六畳一間だかなんだか知らんが子供は外に出しとけ・・
エロいと思うけど多分子供も犯されるよね 酷すぎる

今は懐かしの小説道場を読んだとき、やたらこれが絶賛されててはよ読みたいなあーと思っていたんだが読んでみて唖然とした
いや、まあモンテクリスト伯っぽくないし?受けは15歳だけど最終的に30越えるし?
・・
いやそんなことどうだっていいんだけど、中島先生が何故これを絶賛したのかわからない
 私がアホすぎるのかへんへが正しすぎるのかのどっちかだ

ウチの好みは抑圧された人間なのでえー、一番感じた箇所って云ったらあー、やっぱなんつーかあー、父親が体売ってるってとことおー、子供が必死で父親をかばってるところだったかもしんないいー。
 個人の嗜好でしかものが見られないのか! --YES, ザッツ らいと!

これを読んだ正直な感想をそのまま云うと、私の感性がいかにニブちんで冷たくて腐ってるかっていうのがバレちゃうから云いたくないんだけど、書かないことには始まらないからね。ブログは微分の写真のつながりだからね。まさに原画か!中抜きか!私のブログは作画崩壊だ!

 ・前半、攻めの話言葉が固かった。お人形。
 ・文章が流れていないので情景が思い浮かばなかったのでいい映画にならなかった。
 ・妹が一番しっくり来た。体温があった。
 ・夏樹くんの抑圧が中途半端だったけどああいう子供はいいなぁ。萩尾。
 ・学園?闘争とかバンドとかアルプスとか正直ハァ?だった
 ・受けの両親惨殺事件。ほもにおける鉄則也。
 ・おっさん同士の絡みは・・見るに耐えないです・・

それでもBLよりは断然質が良いです。書いた人間の叫び声で埋まってるし、何より(部分的に)エロいし(これは関係ないな)。
昔のJUNEって萌えが一片もないよね。人間ドラマだしね。魂の物語だしね。
字面じゃなくて、文章の背景の象徴を追えって云うことなんだろうけど、私はこの話は、なんだろう、なんだろうね、なんだろう。
好きだった人が自分を捨ててどっか行って15年帰ってこなくて、絶望して自暴自棄でわーわーなって、でもどっかで信じてて、好きだった人が帰ってきて、ああ、僕はやっと安心を覚える。君が好きだ。
・・うーん、うん、私がまず思うのは15年も同じ人を好きでいられるのか?って云う疑問。
まあこれは恋愛とかすればわかるんだろうけどごめんしたことないんで。あ、論議が終了してしまった。
私の趣味の問題かなぁ。こういう展開には別にうんともすんとも動じないし感じないからなあ。感じる人は感じるんだよね。波長の問題かな?
これは確かに人間ドラマではあるとは感じるんだけど、でも、あーそうだな、受け攻めの二人の関係よりも攻めと攻めの妹、受けと受けの子供の方に、より強いドラマ性を感じた。性を感じた。先輩はセックスがお好き。
妹の兄に対する恋心とか(恋空(笑))、子供の父親に対する感情とかの方がよっぽど興味を覚えたなー
抑圧されてるからか。まーねー。それ言ったら私の趣味の説明すべてが片付いちゃうものねー。

 ほんとゲロだな(身元がバレる)

他の二編はまだ読んでない。借りたからには読むけど千一夜物語は途中で返す予定。薔薇の館は予約した。ていうか私の前に予約した人是非お友達になってください(笑)

こりゃぁ理科系の作文技術をちゃんと読み終えないといかんなぁ・・


 以下 4/28 追記

『アウト・オブ・フォーカス』
あ、これはいいんじゃない?ちょっとミステリ入ってたよね?
・・いやいや・・
野村さんは元カノとの妊娠ネタ好きですね
私はあんまり好きじゃないですね・・


『薔薇はもう来ない』
・・・
・・・・
・・これは・・
・・・・・・・・・・残神・・・・・

虐待されてたらさあ、不当に売られたらさあ、折檻してる相手をぶっ殺してやりたいと私は思うけどなぁ・・。
なんでそっから 愛してる になるのかわからん・・
苦しんでる時の受けはわかる。正常な反応。
惚れてる時の受けもわかる。これも正常な情動。
で、このふたつを結びつけるのは、いささか無理があるだろう・・
前者から後者にはどうやってもならんだろうジェルミがグレッグを愛するようなもんだぞふざけんじゃねえよゲロ吐くよ私だったら

 セックスなんて肉体の欲望だ!愛なんてない!暴力と征服だけだ!

だああああっもうグレぇえええええーーーーーーーーーーッッッッッッッッッッグ!!!!!!!!!!!!!!!!



この人の3編って受け攻めの二人より周りの人間の方がよっぽど人間っぽかったなぁ
なんででしょ あんま好きじゃないわ でも『アウト・オブ・フォーカス』はちょっと気に入った・・どんでん返しフゥウー・・!続き 4/29追記(追記大好きだな)
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posted by nina at 23:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | JUNE・耽美〜小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月12日

「サミア」須和雪里(角川ルビー文庫)

「サミア」 須和雪里(角川ルビー文庫)
 1993.12.3(初版/平成5)

 『サミア』JUNE/1992/3月号
 『影法師が泣いている』小説JUNE/1992/6月号
 『暗珠』小説JUNE/1992/10月号

15年後の今になって須和雪里
ほんとは授業の予習するつもりだったんだけどね、ほら、未読の本の表紙が目に入っちゃってね・・
もう1時だよね。


『サミア』
私の中でのJUNEの定義は普遍性があること、すなわち
普通の小説読んでたらほもがくっついてきた、みたいなものをさす。
で、これはまさにそういう内容だった。
女同士でも、男と女でもよかったけど、ほもがあって二度美味しい、みたいな・・
ごちです

『影法師が泣いている』
霊体同士のやりとりはまさしくJUNEだったが
実体同士のやり取りはどう見てもBLだった

『暗珠』
今の今まで、ずっと、これ書いてるのが「どうせわかんないでしょ」、「こう反応しろ」、の、
柏枝真郷だと思ってたからこう考えたのかもしれない、と先に言い訳するんだけど、
この人の作品って人とのつながりに対する思いが絶望的だなあと思った。
『サミア』だと二人のあいだは結局プッツンしちゃうし、
『影法師〜』の霊体の二人も結局わかりあえないまま改善の余地がないし、
『暗珠』(これどういう意味でつけたんだろう)の二人も、これまた結局絶望的な形で幕を閉じるし。

この人ってコミュニケーション的に、
 他人とどうしてこんなにも遠いんだ!私はもっと近づきたいのに、どうして!
 どうしてこんなに遠いの!どうして近くならないの!
って叫んでる人なのかな。
ってこれ小説道場でさんざ言われてたの反芻してるだけな気がしてきた。

と、思ったのはこの3作品が全て一人称で書かれていたからそう推測したわけでー。三人称なら多分わかんなかっただろーなー。


『サミア』のいいところは、どんなに見た目がよろしくなくても、ぐちゃぐちゃな相手でも、
そのぐちゃぐちゃな体に口付けて、好きだよ、って云えるところにあると思った。
あ、じゃあ須和雪里さんって、そういう人なのかな!
・・うーん、いや、どういう人なんだろう。

ほも書くとか限定しなくても、本読むのでも映画見るのでもそうだけど、
やっぱりそこには、書く人なり撮る人なりの「伝えたいもの」とか
なんかそういう温度が欲しいなと思った。

その点だと、須和雪里は、あとがきが一番面白かった。
ていうか、すげえ感動した。須和雪里に。

JUNEは何かしら叫んでるから読んでて気持ち良い。
良くも悪くも何か振動があるからいいんだけど、
BLはそういうのがないからつまらんと思うのかもしれない。
娯楽性を追求するなら追求してほしいし、リハビリするんならリハビリしてほしい。
あ、対症療法だっけ?言葉忘れてしまった。。

あともうこれは完全に蛇足なんだけど、私が好きなのは抑圧された人間(少年だとよりよりベター)なのだとようやっと確信した。
3作品の中で唯一おっ、いいねぇ!と感じた箇所は『暗珠』で先輩に抱かれながら和樹が川瀬さんに電話するところ。
ああいうの好きだわー! だから私は男娼とか虐げられる少年とかが好きなのね!

毎回自分で言うごとに思うけど自分ってほんとに変態だよな
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2008年03月28日

「終わりのないラブソング 7,8」栗本薫 角川ルビー文庫

「終わりのないラブソング 7」栗本薫 角川ルビー文庫
 ・1995年.2(初版) (平成7年)
 ・1994.3〜11、JUNE掲載
 ・第34〜38話

「終わりのないラブソング 8」栗本薫 角川ルビー文庫
 ・1995年.12(初版) (平成7年)
 ・1995.1,3,5、JUNE掲載, 書き下ろし
 ・第39〜41話, エターナル―永遠に―



ええええええええええええ××落ちいいいいいいいいいいいいいい

と思ったら書き下ろしだった
本当なら41話が終わりだったのねー僕は出てゆきます、で終わりだったのねー

未完のままで終わるのが一番かもなぁ
BLは始まりと終わりのあいだのちょうど真ん中のいいとこだけの切り抜きだからいいのかもなぁ。

ここまで読み進めてきたのは、この壮大な現実に対して著者が、栗本薫がどう決着つけるのかということに興味があったから・・と、いうのもある
まあこれ読んでると、連載っていう形を取ってて、もしかしたら続けるの辛かったんじゃねえの?とか思わないでもない。
でも一応終わったから良かった。私だったら確実に心中させて永遠を作ってた。でもそれを回避して、あえて避けて現実の道に進んだ栗本薫へんへはすげえ強い人だと思う。
続編は読まない。もう取り寄せは・・い、いやだ・・っ

 ラブソングをうたわなくてはもしかしたら人間は生きてゆけないものなのかもしれない――



どうしても元禄無頼が読みたい。誰かー!ああああああああああったあああああああああ
るんっ るんるんっ
尾鮭あさみも欲しいよーっきゃあああーっこのひとあたまおかしいよおおおおおおおおお

バーのママといい誰といい彼といい、すっごく会いたくなるような人がたくさんいました、おわらぶすっげえ。でも地の文がやたらと長かったんだぜ。
栗本薫、次は美少年行くぜっ!!!
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posted by nina at 19:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | JUNE・耽美〜小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「終わりのないラブソング 6」栗本薫 角川ルビー文庫

「終わりのないラブソング 6」栗本薫 角川ルビー文庫
 ・1994年.5(初版) (平成6年)
 ・1993.5〜1994.1、JUNE掲載
 ・第29〜33話

? 奈々さん口調どうした?俗っぽくなってないか?頭の回転は相変わらずいいけど。

あなたは何故恋愛に失敗するのか?とか、これであなたも愛される!とか、愛って何?とかいう愛とか恋とかについてうんたらなご本を買うより、これ1冊読んだ方がまだいいんじゃねえのって気がした。
ていうか、うーん哲学しすぎだよねえ。

私は昭和の頃の古き良きのJUNEを知らないからわかんないけど、でも、これはちょっと重い、というか壮大すぎるテーマだなあと思ったのは確かだった
この一作で愛がどうのこうのって・・いやぁ・・いやぁやりすぎだろう、とは思ったよ
小腹が空いてその辺のファストフード店に入ってハンバーガーを頼んだらお仏蘭西のフルコース料理が出てきちゃった、わあびっくりまじでえ、な感じ。
いやぁ、重いよぉ。そこまで哲学しなくていいから、セックスはしっかりやってるけれども道理にかなった心理動機でみんなが動いててたまにちょっと泣けちゃったりする、昨今のただやってるBLなんかよりはまともなお話が読みたい、ってだけなのにさぁ。

だってさぁ、10か11で実の父親に強姦された姉が自殺した後今度はその妹がそういう対象にされてセックスされてるその最中に兄貴が父親の頭カチ割ってきゃあああああになって妹が失語症になって心病んじゃった、みたいなさぁ
違うんだよー。そこまで真剣に現実しなくていいんだよー。現実を見たくないから小説読んでるんです、セックス楽しいね、恋愛楽しいね、でいいんでふ。
ごめんねへんへ。多分へんへが一番嫌うような人種が私だと思うのね、まじめんごなのよね。

ただもうほんとに、だからさぁ、トラウマ抱えてる人間がね、小説では簡単に作者が彼らに抱えさせられるような重いトラウマをね、現実でやるとね、こうなっちゃうんだよねー
そんなん見たくねえもんよー 父親のセックスとあの忌まわしい過去の殺人場面からやっと復帰できて、好きな人が出来て、さぁ私もみんなと同じように、誰かを愛する恋する女の子と同じように、愛する人好きな人とセックスだ!ってなったら、実の父親に云々の重い傷を持つ彼女がさあ、セックスなんて出来ると思うかぁ?
出来るわけねえんだよ。現実なら泣き叫んでフラッシュバックが必然なんだよ。そう簡単に穴は塞げねーんだよ、俺の馬鹿、このドジ!

あああっ、もう、現実に一人の人を、しかも男を好きになっちゃった男の子の、それはそれはもう悲しい物語なのねっ。(まだ6巻だけど)これは小説だけど、現実でそういうことやっちゃうとこうなっちゃうのねっ
みたいなさ。小説のいいところはタイミングだよね。あとは物事がわりあいテンポ良く進むこと。あと美形が多いこと。

いやそんなのはどうだっていいんだけど、この作品には石坂先生とかの、自分でない誰か、という他人の存在感がすごいなぁと思った。
地の文書いたり思ってる主人公というのは勿論作者自身なんだけど、その深い思考のさらに上を行く思考を誰かにさせるって云うのはすげぇなあと思った
石坂先生は石坂先生なりに自分の視点を持っててそこからちゃんと話をしてるんだよね、でもそれも書いてる人間の、栗本薫と云う人間自身なんだよねぇ
中島梓、じゃない栗本薫頭よすぎだろー
頭よいのはいいことです 私も頭よくなりたいなぁ!


小説の後ろの方についてる紹介図書?みたいなのが好きー
元禄無頼(栗本薫へんヘーの)が読みたくなりました 美少年よいわっ
そして、きたー!お、尾鮭あさみのチャイナホリック・ファンタジーっ(表紙からして怪しい)
そして紹介文からしてブッ飛んでいるダダ&一也シリーズ!(全く知らない)
 めくるめく美形いりみだれの豪華読み切り4本立て、これが噂のサーモン・ワールドをどうぞ!!(ミスティ・サークル)
よ、読みてええーっ くだらねえBL垂れ流すんじゃなくて昔懐かしのJUNEの復刊を頼むよ、角川文庫さんよ

これ読むために国立国会図書館まで行きますわよっとかさあ、まじ勘弁してくれよ・・あっちの人も勘弁してくれよだわさ・・
たかだか15年前のラノベなのに、今じゃ入手困難でしょー?世知辛いよなぁ。
いやぁしかし昔っていいなぁ。
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posted by nina at 15:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | JUNE・耽美〜小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月26日

「終わりのないラブソング 4,5」栗本薫 角川ルビー文庫

「終わりのないラブソング 4」栗本薫 角川ルビー文庫
 ・1992年(初版) (平成4年)
 ・1991.7〜1992.3、JUNE掲載
 ・第19〜23話

麻生と手紙が、のくだりだけつまんで読んだ
 手 紙 か !
う、上手いっっ ミステリもSFも書いちゃう栗本薫先生、すごいっ、さすがっ><
あの名シーンを、思い付きかと思ったあの壮絶なる涙うるうるの名シーンをっ、伏線にしてしまうとわ!



「終わりのないラブソング 5」栗本薫 角川ルビー文庫
 ・1993年(初版) (平成5年)
 ・1992.5-9,1993.1-3、JUNE掲載
 ・第24〜28話


でも栗本薫の異常なところは、愛する人に、少年院にぶち込まれてる恋人に会うために
 僕、アイドルとか芸人になって少年院慰問とかしてね・・
とかいう思考を何の疑問も持たずにしちゃうところだと思う。
そういう思考はなんかこう、 母親が夫の葬式に来た同僚のひとりにヒトメボレしちゃって、ある日息子を殺しちゃうその思考 みたいなのと似てる気がした
いやぁすごいねぇ私にはその思考は出来ないわ

しかしまあやっぱ会話文っていいよねえ! 思わず赤字にしちゃうぐらいよいよね、地の文だけって疲れる。
4巻はやたら地の文が長くてパラ読みしちゃったんだよ。挿絵だけ見てさ。
もったいないことしてるなぁ、世紀の、歴史に残る大長編JUNE!を書いた先生の、こんなに純度の高い文章を飛ばし読みするなんて!
と自分でも思ったけど、読むのが辛かったのは確かだったので、結局飛ばした。
だって竜一出てきてなかったし。

やっぱこう、会話っていいよねえ!
らぶらぶしてるのが見たいだけなのかもしれないと思った。
らぶらぶはいい、愛はいい、でも生きてかなきゃ行けない、夕飯食うためには金がいる!

 切実ねえ。
順番は逆だけど、それこそコミ群とかタナトスとかから読みはじめたけど、さんざ言ってたあの言葉の数々がなんかわかる気がするわぁ。やっと、今になって、順番が逆だよ!

と、5巻はすっごくらぶらぶして、竜一おかえり!でも何か死亡フラグ立ってるよね!と思うようなとてもほわほわしたよいBL、というか愛する二人なのでした。
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posted by nina at 22:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | JUNE・耽美〜小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「終わりのないラブソング 3」栗本薫 角川スニーカー文庫

「終わりのないラブソング 3」栗本薫 角川スニーカー文庫
 ・1992年(初版) (平成4年)
 ・1990.9〜1991.5、JUNE掲載
 ・第14〜18話

なんか、ううん、求めているものと違う。
BLだから、とかじゃなくて母親殺しが。
萩尾望都のは読んでてすごくシンクロできるけど、栗本薫のは・・うーんそれとも実際の、現実の家庭環境親子関係なんてこんなもんなのかなあ。


ああ、何か違うと思っていたのは母親か
二葉は母親を信じていないのか 心から。
萩尾望都はどこかしら何かしら母親に頼ってるんだよな ほんの一抹の。わずかな。最後の。希望の光をまだ信じていたい。ママ、僕を捨てないで!僕、いい子になるよ!
けど栗本薫の母親は、息子は、叫んでない 多分
いい子になろうとしてない ママ、どうして? で、終わってる そこまで息子は母親を必要としていない


その違いかぁ?
だから冷めた目で字面を、文字を目が滑って、なんか求めているものではないなあと思うのか?

ていうか栗本薫の コ レ は彼女の性質なの?
母親殺しとその機構が彼女にとっての、生きていく上での確かな傷だったの?
色んな文献読んで調べて書きました、にしてはやたらリアルで切羽詰まってるし、
かといって、私が長年体験してきたことを、幼少の頃から家族というものに対して思ってきたことを二葉くんに乗せて書いてみました、というのにはなんだかちょっと、ううん違う、という気がする。

 何故だー?

私が BL読むぞー という前提でいるから違っちゃったのかー?
でも残神は見事にシンクロしたけどなあ。BLで入ったわりには。


う、う、ううん。まず精神病院に行こうねってしてるところが違うのかなぁ。萩尾望都ならそうしたかなぁ。しない気がするんだよなあ。
年代的にも、多分残神なんかより確実にこっちの方が古いんだけど、それにしたってなあ・・(萩尾望都がこれに影響を受けたというのは可能性が低いとは思う、まず読まなそうだし、第一彼女のは昔からそういう母親殺しっていう属性ついてたし)
はぎおん(なんだその命名は)のはお家芸って感じだけど、くりもとんって、真っ向から母親殺して、僕は疎外されてて、ってやる作家かぁ? この作品もレパートリーのひとつなんじゃねえのお。 この人はどっちかっていうと、私を愛して!私を抱きしめて!抱いて!あなたが好きなの! って人だと思ってたからなあ。ううん。

もやもやするなああああああああああああふっざけんなああああああああああああああ

ああ、ああ、どうしてこうも、可哀想な主人公、可哀想な受け、可哀想な二葉ちゃんには、周囲の手厚いケアが、差し伸べられるいくつもの手があるのでしょう、ああ!現実はそんなもんじゃねえのに!竜一の場所が分からない、知ってる人もいない、じゃあもう全国津々浦々歩き回ってさがすしかない、ってのに、ああ!
 小説っていいなア!
と、いつも思います。小説って、よいよね。
清正が もうやめろ!竜一のことはあきらめろ! って言ってんのに、それを書いてるその作者はとことんまで愛するつもりでいますね。
自分で壁作って自分で破るって、これ、すごいよね!壁作んなくてもいいのに!普通に愛し合いました、ハイ終わり、でいいのに!
最後には竜一殺すつもりかな?永遠に、僕たちの愛は、エドガーとアラン、セルジュとジルベール!みたいな。
栗本薫はほんとややこしいことするけど結局乗り越えちゃうからすごいよね。これ見切り発車じゃないならすごいよね。意味わかんない。


あ、あの、二葉くんって、その、声変わり・・とか、してます、よね?
だって18だし。げえっ。「女の人って珍しくて、つい見とれちゃって」。
げえっ。14でさえキツいぞ、ショタの特権だ、ほむべきかな、ほむべきかな、いと高きところにホザンナよ、美少年よ、美声を持て、声変わりよ、去ね!



あ、興味がわかないのは現実的すぎるからか。
現実には萌えもクソもねえからな。
栗本薫はやっぱりすごい、
けど、
私は夢を見ていたいのでこの3巻は酷く苦痛でした。

さあ4巻に行こう。
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posted by nina at 21:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | JUNE・耽美〜小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「終わりのないラブソング 2」栗本薫 角川ルビー文庫

「終わりのないラブソング 2」栗本薫 角川ルビー文庫
 ・1994年1月(12版) (平成6年)
 ・1989.7〜1990.7、JUNE掲載
 ・第7〜13話


以下簡単にまとめ
・中一でそういう体験? 萩尾望都なら10歳でやらせるぜ!
・竜一本気モード(笑) まだ2巻なんですけど(笑) (全8巻)
・BL的には第10話が最終話 完結しすぎです
・モンテ・クリスト伯の文字にビビったぜええ

今3巻読んでるけど、いやあ2巻はピュアですね。
1巻はやりまくり! 2巻はもどかしい愛っ 3巻は入院。
栗本薫すげえなあー、という気がします。BL的には2巻までがせいぜい。3巻までやろうとか頭おかしいだろ。二葉青年の病気の原因に真っ向から立ち向かってますからね。ってこれは3巻の話なんだけど。

2巻の終わりが壮絶で、えっこれ作者大丈夫なの?今後どうしようとか考えてのことなんだよね、見切り発車じゃないんだよね?
不安です。
キャラが、世界がそのままの形で動いているのはいいんですが、ねえ、だってどうやって竜一と会うんだよ。私が知りたいよ。これは実際問題としてどうにもなんねえだろ。

僕の可愛い竜一!とか云うのは、結局受けが、攻めよりも精神的優位に立ちたくってそれをすら〜っと二葉くんにいわせちゃうところなんかは、栗本薫だなぁ、と思う。
僕の受けちゃんはそんなこと言わねぇ(自慢しないで)


個人的にはトラウマ解消するならもっと低年齢がいいですね。上限16で。
今井先生がすごく気に入りました。相川もやたら現実感溢れてて痺れました。
いやあ、栗本薫、すごいっ!私も今井先生に診察してもらいたいッ!

これBLのつもりで読んだんだけど、ううんやはりJUNEですわ。BLなんかじゃございません。BLがただの安っぽいポルノ小説?に見えてくるぐらいです。栗本薫すげえ。

 この本をBLの教科書にすればいいと思いました! みんな読んでね!

というかこれ全8巻なんですけど、あとどうするんだろう、実際。
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posted by nina at 19:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | JUNE・耽美〜小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月25日

「終わりのないラブソング 1」栗本薫 角川スニーカー文庫

「終わりのないラブソング 1」栗本薫 角川スニーカー文庫
 ・1991年7月(初版) (当時の司書さんマジでありがとう)
 ・1〜3巻は角川スニーカー文庫、以降角川ルビー文庫。全8巻。番外編に『TOMORROW』。 (は、8巻?えっ?えええっ?)
 ・1987.6:小説JUNE、1988.9〜1989.5:JUNE 掲載
 ・第1〜6話

きゃああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
 あっ、あっ、あっ!
大御所よ、大御所だわ源流だわ原点だわ祖先だわ化石だわシーラカンスだわはじめの一歩のスタートラインだわっ

私なら勇介なんかとじゃなく竜一とらぶらぶハッピーエンド迎えさせるよッ!
 竜一萌えだよッ!!!!

いわゆるギャップ萌え。 ―俺のせいか・・? で す っ て !
きゃーっっっ伝統だわっお家芸だわっでも感じちゃうのっ何のお話っっっ


と、主人公の名前をずっと によう ちゃんだと思っていた 私 頭 弱い 子
二葉、です ふたば 。 「二葉あ」ってので何この台詞言った奴頭馬鹿なんじゃないのと思ったんだけど私が馬鹿でした。
ふたばちゃんですっ


というかこの作品からもう既にコミ群とかタナトスとかの結論出てんじゃねえの?
二葉ってわりと作者本人に近くない?それを知るのは作者のみなんだろうが拒食症になったり先公は何も見てないとか言ってたりしてやたら本人降臨してんなあとは思った。
この本が、二葉が栗本薫ならいいなぁと思った。完璧にJUNEで気持ちが良いです。
作者の言葉に触れるのが好きな人はこういう作品はいいんじゃないかな。主人公が作者さんの半映しだし。
ぼーっとしてる無口じゃなくて、考えまくってるが故の無口かぁ。かっこいいねぇ。好みです。
ガンガンやりまくるだけでキスひとつせずボロ雑巾みたいに扱ってた奴がなにかのきっかけで優しくしたりキスしたり思いやったりしちゃう、きゃぁーよいですね、ギャップ萌え素敵ですね。ギャップ萌えというにはアレかもしれないが愛があるのはよいね。はじめて竜一が××した時はじいんと来ちゃったよ、うう、ああいうのよいよね!私は変態だよね!

でも、それでも二葉ちゃんは勇介を選ぶんだろ!ちくしょう!ええいちょっと女の子より顔が良いからって威張んなよてめー!お前には竜一がいるんだからなっ!早く愛しちゃえばいいじゃねえかよ、さっさと竜一の愛に応えてやれよ、こんちくしょう!

と、二葉と勇介に大ブーイングです。
初っ端からのあの台詞で私をげえっと思わせた人物、武司でさえ愛着を持たせるような書き方をする栗本薫が好きです。
竜一は二葉失ったら確実に死ぬと思います。心も体も!的な意味で。

1巻だけ借りちゃって・・3巻ぐらいまで借りればよかったあああ
司書さんまじごめんね・・これ全8巻なんだ・・長すぎだろ・・


本の中に入り込んで、時間を忘れてその世界と人物と出来事を感じるっていうのがばかみたいに快☆感です。やべえ、これすごい、すごいよ、やべえ! すげえ気持ちいいよ、俺少年院に行ってきたもんね!糞まずい飯食って毎晩犯されて拒食症になって夏の日差し感じてきたからね!
あう、あう、現実逃避するには本を読むのが、小説を読むのが、ことにJUNEとかBLとかを読むのがすっごくいいのかもしんない。

 現 実 逃 避 、 万 歳 !
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posted by nina at 20:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | JUNE・耽美〜小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月05日

「新版 小説道場 4」中島梓(光風社出版)

めて しり たい^^^^^^^^^
これ考えた人に文化勲章です^^^^^端的に率直にストレートに表現しすぎです^^^やおいすばらしいです^^^^

191-2ページ
『聖闘士星矢』と『幽遊白書』はまともに「戦い」が出て来るが(もっとも『幽遊』はかなりゲーム化されているが)、『キャプテン翼』はサッカー、『スラムダンク』はラグビーというスポーツによる仮想の戦いである。

ど、
 どのスラムダンク・・?
先生ー!しっかりしてください、先生ー!

せっかく最後なのでいろいろピーン!と来た部分を引用(してよいものか)してしまうのである


p.185-6
私はこの話で、「最初はただ単に性的なはけぐちとしてめちゃくちゃにセックスしてるのだが、好きになってしまうとセックスが出来なくなる」という話を書きたかったのだ。
・・その話で私が書きたかったのは、「セックスは簡単にできるけど恋愛はなかなかそうはいかないよ」ということでもあった。・・「らぶらぶなんてモノじゃないんだぞ」ということを表現したかったのである。

あ、うんうんなんかわかるわ、いいよねそういうの


p.185-6
それまでさんざん、それこそ朝晩の挨拶がわりみたいにセックスしていて、気持の方が動き出すと相手の顔もまともに見られなくなる。また手がふれただけで真っ赤になってしまう。そしてとうとうセックスなどできなくなってしまう――それからまたおずおずとした恋愛のプロセスをふんで結局セックスを求めるようにはなるのだが――

きゃーっ! きゃああああーっ!
 誰か・・誰かこの設定で一本お話書くor描いてえーっ!
も、萌えー!久々に、萌えー!と大きな声で 叫 び た い !
よ、よいよね、よいよねこういうの!よいよねッ!
馬宮くんが絶賛そういう状態なのでとってもninaちゃん嬉しいです!!こういうのをやおいって云うんだよ!ninaちゃんの世界!


p.187
 4、ヤオイはゴーカンたるべし

これには同意しかねる・・。へんへー、それはわかりまへーん。
輪姦と強姦はちょっと・・ねえ あら私もらぶらぶ光線全身に浴びちゃったかしら?かしらかしら?


p.195
強姦は絶対拒否だけど和姦らぶらぶはおっけいよ、という指向性である。そしてこれがきわめて危険なのだなあ――というか、それがすべての少女マンガ、レディコミ、ハーレクイン・ロマンス、少女小説を階級闘争のかわりに愛の物語、らぶらぶウィルスで満たすのだなあ。そして私からみると、それをヤオイに適用してしまったとき、ヤオイは「ただの、オトコとオトコを使ったコンサバ・ストーリー」に堕してしまうのである、と思えるのである。

このちょっと前あたりでへんへーは権力構造的な弱者(受け)が階級闘争に勝利する、イコール男のロマンである、とか云ってるのでこれがJUNEの本質?なのですかね、センセ的に。


p.203
「たくさん本を読みなさい。たくさんマンガを読みなさい。たくさん映画と芝居をご覧なさい。たくさん音楽をきき、たくさんコンサートにゆき、たくさん恋をし、たくさん泣いたり笑ったりたくさん悩んだりしてゆたかな情動を育て、優しく強く激しくしなやかな人間におなりなさい」・・
・・「ひとの心をうつ」方法には、ヤオイも非ヤオイも何の違いもない。真実はひとの心をとらえ、真摯さややさしさはひとの気持にとどき、残酷さはひとをゆさぶり、強さはひとを高揚させる。それが正しいからでもなく、それが道徳的だからでもなく、そうすれば「いい小説が書けるようになる」から、私は、「勉強しなさい。ちゃんとまず自分の人生を充実させてみなさい。たくさん生きてみなさい」というのである。

こういう主旨の言葉が私を殺すのだなあ。成人しても未だに時計が14歳の頃で止まったままとかねえ。動き出しませんから。もう遅いんだーっ
と思ってしまいますがへんへ的には
 私は私だ!過去の私は過去、今の私は今の私だ!それは常に変化し進化し移り変わっているのである!
とかいう感じなのでまあその論理でいけばninaちゃんはまだ死なずにすむんですが。
今日も教習車乗っててこんにゃろアクセルめいっぱい踏んで壁に激突してやんぞ、と2度ほど思いました
隣の助手席に座ってる長髪で眼鏡であんじぇらあき似の可愛いけど口は悪い教官のねーちゃんが死ねばいいと思っただけです。私はもう生きようが死のうが同じようなものなのでどうでもいいです。キチガイに車ですねぇ!
免許取るだけなので安心してください。あ、路上教習のとき死んじゃうかも。出会ったらめんご。

正直4巻はおもんなかった。全然泣けんかった。添削添削添削批評批評批評でなんだかなー、な感じ。投稿してる方がなんだかなー、だったのかもしれん。90年代にも入ればBL化も顕著になってきますわな。
1巻の衝撃は素晴らしかったなぁ。2巻もまあまあ来た。心にぐさっと。3巻で急に減速して後半からトーンが変わってついていけなくなった。4巻はいわずもがな。まあ10年もやってりゃ書いてる側も見る側も変わるわなあ。門番Mがすごくよかったです。Mって頭文字かな。名字の。

買うなら1巻2巻にしておこうかなー、と思います
オークション高いしなー べらぼーに。3巻だけ定価の3倍だし。あまじょんタスケテー!


と、まあ引用したのは本の後半のあとがきからです。
97年の夏ですって。まあ10年前?あらやだその頃御影先輩が卒業した頃じゃなくって?
ってああ若葉の頃か ふん!いいもん!御影先輩は永遠だもん!

小説道場面白かったです。そろそろ栗本薫の本を読んでJUNEというものを知る時期かなと思いました。
やっぱ真夜中の天使かなぁ終わりのないラブソングもいいけど、あ、後者は少年同士か?悩むーっ。まよてんの方がほしいんだけど、どうかなー、大丈夫かなぁ〜
グイン・サーガには手を出しません。100巻(笑) 生き地獄です。完結できるのかという疑問的に。

わーみなさまここまでお付き合い有り難うございました。
みなさまよいJUNEを!よいBLを!よいほもを!
そして よいやおいを!!
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posted by nina at 15:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | JUNE・耽美〜小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月25日

「新版 小説道場 3」中島梓 〜3/3(やっと終わった・・)

 わからんなぁ
 わからんね。

p.197
それでもここに投稿してくるということは、何か「いまのままではいけない」と感じているものが確実にあるのである。それといっぺん正面からむかいあってみてほしいと思う。家族といても孤独だし、好きな人といても孤独なのだよ。好きになればなるほど孤独だと思うのだ。


p.201
私たちはいつまでも学園のなかにとどまっているわけにはゆかないのだ。・・JUNEに留まりたいと思ったら、人間でなくなってしまうほかはないのだ―狂気か現実逃避のうちにおもむくほかはないのだ。「学園」は作り上げられたサナトリウムなのである。その中でJUNEによって、JUNEを必要とする私たちは治療され、これまで欠落していた何かを見出す―JUNEを求める人々は普通より真摯に苦しむ人々だと私は感じている。だが真摯であればあるほど、いずれ必ずサナトリウムから出てゆかなくてはならない時がくる。なぜなら、JUNEによってでも、守られているというのは嘘だからだ。



うちの御影くんと馬宮くんはほぼ記念館から出ませんけどねぇ。ほぼ二人だけで物語進行するし。リアリティなさすぎだな

本文のどっかでJUNEは王子様はやって来ない、ということを悟った人たちに手によって書かれるものである、とかなんとかいう部分があった気がするんだけどわからんねー。
ninaちゃんはわからん。どっちかってーとninaちゃんは王子様はやって来ると信じたいお年頃です。まだそこまで現実を受け入れてないし受け入れたくないし悟ってません。へへへ。

正直JUNEがわかるのってマジにJUNEを求めている人とか真剣にそういうお話を書こうと思っている人たちだけがなんとなくわかるわかろうとする理解する権利がある、みたいな気になってきた
まあ私ほとんどJUNE知らねえしな、知らないのにわかろうとするとか無謀だよな。しかし古き良きJUNE本ってもう中古漁るしかないんですけど。あるのかー?そこに尾鮭あさみと柏枝真郷はあるのかー?

返却日が不安だが4巻は延長しよう。読めん。だが次で終わりだ。読もう。
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posted by nina at 11:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | JUNE・耽美〜小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月24日

「新版 小説道場 3」中島梓 〜3/5ぐらい

やっと半分越した
なんか読むのが疲れる

大体ねー、私は彼らの小説読んでおらんのだよ
そこでいいようにでも悪いようにでも批評されてるとね、読みたくなるわけですよ
これどんな作品だったんだろう!べた褒めor超批判するってどんな作品なのかしら!
って思うんですが時代も時代、ジャンルもジャンル、需要も需要供給も供給でおそらく今手に入らないですよねぇ。はははほんとーに門番の人たちが羨ましい。私も読みたい、読みたいーっ

と、何十年も前の本に思いを馳せるのです。

あ、あとたつみや章ね
たつみや章!たつ
おええええっ?
ぎ、議員?え?何が?秋月こおって楽団のアレだったの?へー。でも議員って?え?議員?
ぎーいーんー?

エロエロだなドスケベだなーっとかさんざん言われていた方が児童文学はては議員ってすごい。なんか想像つかない。人間ってすごい。
ということでここまでの大きい感想は
 たつみや章って秋月こおだったんだ!
ぐらいです。本の返却日がいつだったか覚えてないのでとりあえず3までは頑張って読もうと思う。
尾鮭あさみの作品読みたいよー。うううっ

秋月こおと云えば楽団ではなく王朝春宵ロマンセのイメージが強いのであった。
あれすごく欲しいんだけどほら、少年が少年しすぎてて何と言うかショタなのだよね。それが私の手を引っ込めさせるのだよね。
まあでも評判も悪くないしこの際だし読んでみようかな、なんて思うのです。
わーでも小学校低〜中学年とそれ以下のアレなシーンは正直見たくないなぁ。
私はロリ気味ではあってペドではないのだ、と27歳×15歳がほとんど脳内恋愛みたいになっている人間が云うのである。
うううー在庫一点かー。買うかな!

相変わらず読んでいる人のことを考えないひとりよがりな文章なのであった。
うううー ぐーるーじーいー
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posted by nina at 19:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | JUNE・耽美〜小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月19日

恒例の

ごにょごにょである、と思ったがやはり小説道場3巻(〜1/3ぐらい)の感想でもあったりするのでカテゴリはJUNEの方にするのである。
ninaちゃんのリハビリここに始まり、なのである。いやはや。

最近どうも低調で(それは小説道場の3巻が低調、というかぐっと落ち着きが増して、1巻2巻のやや強引で力任せな気迫とどわーはははさ加減がなくなったのも大きく影響しているのかもしれぬ)また鬱期突入、と云うか考えが悪い方に悪い方に行ってしまったりしてるのであります。
小説道場とゆー刺激に出会いましてそれこそ最初の1巻なんて雷に打たれたような感覚さえあって自分でもわからぬほどがーっと泣いてしまったりふるふるしてしまいあぁこれは出会いだ!なんて思ったりしてその本とその文とその言葉が心の支えになったりもしておりました。
まあそれも仮縫いみたいなもんで長くは続かんのですな。一度の刺激は刺激だが定期的に与えてくれんとninaちゃんはアホなのですぐ忘れてしまうのです。やーね。
仮縫いでなくて本縫い、とゆーか心の支えが欲しいのですがまだ見つかっとりません。
やー、や、や、もうほんとにこればっかりはね。
最近先生のお言葉がキツいばっかりで心に響いてきまへん。そんなんゆったら私もう手遅れじゃん、とこうなるわけなのですね。卑屈的やわー。

やー自分でも思いますけどこの書き口調?思いっきり梓てんてーのパクりですからね。(といっても1巻もしくは2巻の前の方のノリであって決して3巻のノリではない。わーっとやってガーッと書いてばさっと終わるなんかそんな感じ。)
大体ninaちゃんは影響されやすいのである。レ・ミゼラブル読んだあとはやたらぐだぐだと形容詞を連ねた長い文書きまくってたし村上春樹読んだあとは世界を斜めに見るよーになったしサリンジャー読んだあとはやたらカッコつけてヒネたことしか言ってなかった。
ninaちゃんはアホみたいに単純な女である。それはスイーツ(笑)という類の女というのではなくて人間的に甘い、ヒヨッコ、半人前、頭悪いヒト、なのである。
だからninaちゃんを殺すことは簡単である。ninaちゃんの自尊心をくすぐったり引っ掻いてやるだけでいとも簡単にninaちゃんは死んでしまうのである。
誰かninaちゃんを殺して下さい。ninaちゃんは死にたくなっています。


 と、ここで急に一転して唐突にちがう話が始まったりするのである。


大体ねー、内圧が高まるから書くのですよ。(と、中島梓てんてーはゆーのである)
自分の中の圧力がどうにもどうにも大きくなってどうしようもなくなって小説なり漫画なり同人誌なり書くのです。私みたいに漫画描きたいから描く描こうかな、ではないのです。
同人誌出す人はやっぱりそういう内圧がもともとあるんだと思う。それがものすごく高いんだと思う。
ninaちゃんはとっても鬱屈してて低調で低血圧でふとすると血が通ってないんじゃないかと思っちゃうような人間なのでそういう内圧がもともと低いんであります。というかほぼないんだと思います。
だからねえ、漫画描くぞーってなって構成のおべんきょしたりデッサンのおべんきょしたり心理学の本読もうとしたりするわけです。
逆なのです。そんなこたぁどうでもよいのです。書きたいことがあったら、衝動に駆られたらいくらでもそんなもんはどーとでもなるのです。キャラは動いて言いたいこと言えて物語は動き始めるのです。
俺は描きたいんだッ!という熱意が作る側にありさえすれば読者にだって視聴者にだってちゃんとわかるのです。それが内圧とゆーものなのです。それが一番の原動力、心臓なのです。

わーだからninaちゃんすっごく悔しくて悲しいのです。いくら御影先輩と馬宮くんのことを考えていても内圧がなくては何も描けないのです。書いても書いたことにならんのです。
実を言うと前ほど描きたいと云う熱意がなくなってきたのだ。それは御影くんと馬宮くんの絵を描くとかなんかそーゆーことでもって漫画を描くという行為の代替をしてしまったからかもしれぬ。君たちの幸せな絵を描くことによって仮の、ああそうだ代用食(これは2巻だったかな)、それを食ってしまって私はとりあえず満足してしまったのである。
私の飢えはその程度だったのだろうか。ああ。

同人誌書いてる人は本当にすごいと思うのです。例えパロディであろうがほもだろうが百合だろうが彼らは描きたくて描いてるのである。好きだから書いてるのである。
ninaちゃんにはそれほどの内圧もパワーもないのですっごく悔しいのである。ただninaちゃんには壁をぶち破る圧力があるのではなくほんの少しの膨張感があるだけなのである。人間の資質の差だろうか。

ほんとにねぇ、ninaちゃんわからんのです。人間というものがわからんのです。
それは何度も言うようにninaちゃんが経験不足だというだけです。人を知らんのです。自分以外の人間を知らんのです。それはもうコミュニケーションしなかったし本もたくさん読まなかったから。
だからninaちゃんには泣いている人にどうしたの?と訊くことしか出来ないのです。その人の話を聞くことしか出来ないのです。彼もしくは彼女に対してかけてやる言葉がわからないのです。みつからないのです。何に対して何をどう言ってやったら彼彼女の気持ちが安らぐだろうとか負担が軽くなるだろうとかninaちゃんにはわからんのです。考えても、と云うか考えてるフリして考えてないのかもしれないのです。ninaちゃんはそういうことができないのです。それは彼彼女らを真には理解していないからなのです。だから御影くんも馬宮くんも困っている相手に対して云うべき言葉が見つからないのです。それは彼らが彼ら自身彼ら個人ではなく私という一個体の域を出ていないからなのです。私には彼らが理解出来ないのです。

てんてーは云う。
書く時につねに「云う側」「する側」ではなくて、「云われる側」「される側」としてその描写やセリフを見返してごらん。そして何が人にとって魅力的なのかということをもう一回考えてみることだ。ことにエンターテインメントにとって最も大切なことはいかにしてバレンタインにチョコの山がファンから届く人物を造形するか、ということにつきるので、実をいうと情景や設定は極端にいえば「あればいい」というくたいのものなのだ。
(「新版 小説道場 3」中島梓 p.59 光風社出版)


ぼくちんにはこれができないのである。ぼくちんは人間を知らないので人物を造形出来る粘土もヘラも手もないのである。作るという段階ではないのである。ものを揃えなきゃいかんのである。
そのためには・・ものを揃えるには、人間を知るには地道な行動と時間が必要であるように思う。でも、でも僕は書きたい、今すぐ!

何も焦ることはない。小説は(この道場も)決して誰をも見捨てたりしない。見捨ててゆくのはつねに、もうこれ以上待っていられないと思い、もっとてっとり早く手に入る何かを求めた君たちのほうなのだよ。
(同上 p.45)

ずがーん。ぴしゃっ。どーん。
見捨てているのは僕の方なのである。内圧を高めるのは僕自身にしか出来ない作業なのである。


最後に先生の一言。
小説を書くために書くのではなくて、自分の生きてきて、いろんなことを考えたり感じたりした結果としてやむを得ない形で小説があふれだして来るのが一番いいことなのだと私は思う。自分の小説についてもそう思っている。無理に設定だのキャラだの、まして文章やテクを勉強したり作ろうとしたりしても、必ず破綻するものだ。まず自分の人生を隠さずにさらけだして見れば、それはどんなにハチャメチャでも必ず人の心をうつはずだ。
(同上 p.46)



ということです。メイバオさんごめんなさい。あんな大きいこと言っといて僕にはまだ漫画は描けそうにありません。ninaちゃんが人間的に成熟したら、色んな人に会って色んな人を知って世界を見る目が養えたら内圧も高まるよーな気がします。もはやイイワケだな、ははは。
やーほんと、男だったら殺されてるな、僕。 ”男に二言はないッ!” ”約束を破るなんて男じゃねえッ!” あ、後者は人間としてもアレか。あーはーはー。
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2008年02月17日

「新版 小説道場 2」 中島梓 〜3/3

p.224
・・真に「別の」キャラでなく、作者一人がいろんなお面をかぶって二人こまわりを演じているみたいになり、そこには真の劇的対立も、したがって真の関係性も生じて来ない。


p.228
しかし気がついたとき私は、現実を私の思うようにゆがめて私の世界の材料にするより、自分の感じたものが十分な現実感をもちはじめているではないか、と知ったのだった。そのときの解放感は素敵だった。


p.213
 感情移入が出来るわけはない。あなた自身が少しも、読者など必要としてないのだから。
 プロになりたいとあなたが思うのはそんな閉ざしてしまった自分が不安だからだ。「それでいい」「そのままのたつみやさんが最高」と世界から保証してほしいから、小説家になりたいのであって、その下には、「このままではいけないのじゃないか」という、もろくて不安なあなたがいるのだ。いけないのだ、このままでは。私がそういうのじゃなくもうあなた自身わかっているのだ。だからそうでない安心を探そうとするのだ。




p.239
・・カンのいいひとにははじめからそんなことはわかる。はじめから生きた人間を書ける。しゃれた文章とか簡明な描写、重厚な描写、効果的な転換が無意識に出来る。
 そんなのは、不公平だ、といってもはじまらないのは人の世の不条理というもので、それこそが私が自転車に乗れないようなものである。私からみれば競輪選手の存在は不条理である。


p.240-241
 と、いうところでである。なーんだ、じゃ要するに才能のある人間ははじめからちがうわけで、凡才はなにやったってだめで、はじめからきまってるんだったら世の中まったく身も蓋もないないんじゃないの、というむきに、希望の星ともいうべき物語を。ーといったって、別に決して柏枝真郷が凡才だった、などとは私は思わない。本当の凡才が(というのもヘンな言い方だが)いくら叩かれたところでやっぱりダメなものはダメなのだから。



 「新版 小説道場 2」中島梓(光風社出版)





p.247
ボストンでキャスと仕事してたときも腐ったにおいだった でも気にならなかった
部屋も街もまわり中腐ったにおいだったから


 「残酷な神が支配する 8」萩尾望都(小学館文庫)


もう少しで生まれ変わるところだったんです!なのに....なのにあの女は、あの女は!!!!!


 「少女革命ウテナ 第20話『若葉繁れる』」(月村了衛;脚本)
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2008年02月14日

なかじまあじゅさ 2 〜2/3

よむのちゅかれましちゃ
6年目突入だそうで
ほー
そら文体も落ち着きますわな
初期のビシバシ!調がなくなってninaちゃんはちょっとだけ寂しい でしゅ

読者ねぇ。読んでる人いますかー?
例えいなくても読んでる人間のことを考えなきゃ駄目です!
とか言いそうですね
まあ実際そうなんですけど

自意識過剰についての説明が素晴らしかったですねぇ。
相手を敵だと想定した上での攻撃が自意識過剰ですって?
わぁ。すごいわぁ。わたし自意識過剰についてひとつ勉強しちゃった。てへ。
もうこの道場はほとんどカウンセリングルームみたいになっとりますな。
道場主の眼がモノホンだからです。 崇拝!

ヒトってのはみんな「見た目で判断する」
これ痛いねー ninaちゃんが一番認識したくない真実ですね
ninaちゃん髪型かえたらみんなアホみたいに好意的になったことが思い起こされる
みんな見てるようで何も見てなかったんだねー。見た目でこんなに態度が違うの。まぁ前の髪型がアレすぎたということもあろうが。手入れしてなさすぎたしな。どっかのロックバンドのおにーちゃんかってぐらい手入れしてなかったからな(失礼?)

ただそういう表面的な『好意』がなんか理不尽なことのよーに思えてninaちゃんは納得いかないのであります
普通の健全で一般的な女子なら利用するもんは何でも利用してしまえっとか思うんでしょうけど、ninaちゃんは幸か不幸か筋金入りの天の邪鬼さんですからね。そんなのフェアじゃねぇとか思っちゃうわけですからね。
それに付け加えて世間知らずの斜視さんですからね。あ、使い方違うか。

「モラトリアム」の単語でまた辞書引いちまった。前引いたばっかなのに。
でも中島梓てんてーの説明でちょっとわかっちゃった。てへ。小説道場ってとっても役に立つのねっ。

こういうどうでもよさそうな本が「自分探し」「生きるとは」「名言に学ぶ」とかいう本差し置いて一番心に響いちゃったりするから困る

出会いってほんっっとにどうでもいいようなことからはじまるのかもしれない
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「新版 小説道場 2」 中島梓 〜途中1/3ぐらい

あっ あっ あー あー あああ〜
あーあ   んもう!

だから言ったのに!だから言ったのに!だから言ったのに!
 だ か ら 言 っ た の に いいいいいいいいいいい

 光風社出版中島梓小説道場第2巻61頁!!!!!!!!!

ほら見たことかほら見たことかほら見たことかあああああああああああああああ

知ってる!知ってる!みんな知ってる!ninaちゃんは知ってる!何もかも知ってる!ほら!ほら!ほら!ほら!
中島梓は私を殺した!何度も!何度も私を殺した!でも私は生きてる!生きてる!死にながら生きてる!そうだよ!何度も殺したんだよ、知ってたよ!それでも私はまだ生きてた!まだ生きていられた!
でも無理!今度のは無理!もうだめ!ninaちゃんはもうだめ!私はもうだめ!
死んじゃう!死んじゃう!ninaちゃん死んじゃう!生きてられない!読んだから生きてられない!生きていたくない!ninaちゃんは死にました!




そうです。人間は結局のところ魂なのです。顔が良かろうとセックスが良かろうと結局心なのです、精神なのです、魂なのです。
それさえしっかり、芯があって、光ってて、生きてれば人間おーるおっけー人生ばらいろ私ちゃんと呼吸してる、なのです。

ああ!ninaちゃんは死んでいるのです!そうです!ninaちゃんの魂は死んでいるのです!


はじめから生きてなどいなかったのです。
いや、それでも小さい頃はまだ生きていました。
だんだんと死んで行ったのです。
息をしなくなったのです。
ninaちゃんは、いえ、私の魂なんてないのです。
生きていないのです。



私の心には芯もないし光ってもいないしいやぁそもそも心なんてもの存在しないのかもね、ということで僕は生きながら死んでいるのです。
可哀想。こんな奇形児でも生きろって社会は言うんだよ。痛烈だね。非情だね。悲しいね。
芯がある人は恋愛だって出来るし結婚だって出来るし自分だって見えるし生きていられるのです、感じられるのです。
ない人はどうだろうねぇ。生きてて楽しいかい?バービー人形ちゃんの方がまだ人生楽しいかもね?

僕は死んでます。中島梓の文章は僕に現実を直視させてくれるので好きです。
僕は中島梓が好きです。僕は人を好きになることだけはいっちょまえです。
毎度思うけど僕に好かれる人は本当に可哀想だと思います。
でもそういう人は僕を無視したらいいと思っているので僕は気にせず人を好きになります。
僕が気持ち悪かったら僕なんていないと思ってください。僕はそれでいいです。
僕には聖母的な女神様が必要です。
女神様には手を上げません。女神様を見上げて後光と共に女神様を感じるだけです。
僕はそれで満足です。




図書館にはキチガイが多い でも彼らもここではないどこか別の場所の人間と話をしているだけなのだ
だがそういう人間になりたくはない
と思うぐらいには私はまだ正常だ


後半読むの億劫だなー
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2008年02月07日

「新版 小説道場 1」 中島梓

 3回泣いた 
あほか

小説道場とある通り門弟希望の読者さんたちからのJUNE作品(他のもあったなぁ)を読んでええいここはこうじゃあ、ビシバシ!という感じのご本であります
中島梓ってグーグル先生にでもウィッキーくんにでも聞けばわかるけどほもJUNEBLの草分け先生ね

あれ?書く事無くなった
何書けばいいんだろう 出て来ない

 めも 江森備 さん普通にプロデビュー、絶賛、なんか復刊したらしい
少年はいいよね


中島梓の人を見極める目は異常
月に1本送られてくる小説と多少の手紙のやり取りで人間把握出来るのか?
 出来るんです。るんるん♪
真面目に羨ましい。私もそういう目が欲しい。カウンセラーに・・
は、なれないな・・

江森備さんがめちゃくちゃ褒められてておーすげぇですなぁと思ってたら案の定プロデビューしてるし。
 へー。ほー。ふーん。
良いものを作り出す人っていうのは魂が違うからね。輝いてるからね。くすんでないからね。

という退廃的ひがみ的嫌味的嫉妬的持論を持っている私としては悔しい。
一種の選民思想ですねぇ


あぁあと自分の内なるものの声を聴け!他人に向けて書け!自分を偽るな!みたいなことがあってわーなるほどーと思いました。
心に響く作品って書いてる人が真摯なんだろうな。姿勢が。
その本人が真面目に嘘偽りなくどーんと自分をさらけ出して書いたものに波長があって、それが誰かには何とも感じられなくて、誰かには共鳴して震える、みたいな感じなんだろうな
だから本気で書けばそれなりにちゃんと反応も返って来るってことなんだろうな、ね、ninaちゃん、誰かに向けて書く、誰かを意識して書くってことは大切なんだよ、流れを考えて書く事は大切なんだよ

私は誰かの目を常に意識し続けると共に無視してきたからね
多分自分に向けてだけ書いてたんだろうなぁ
一人だけの同人誌の世界、一人だけのサークル、みたいな?
そら頭も狂うわな

結局何かを伝えようってことなんだよな、星野?なんとかさんのアニメーションのシナリオを作るには、みたいな本も読んだけど同じような事書いてあったしな、手塚治虫も首尾一貫して同じテーマで描き続けてたからな、ウテナも萩尾望都もみんなそうだったからな

うん、うん、作るって大変だよ。誰かの心にぐっさり刃物を突き刺す時もあれば静かに振るわせて感銘を与えちゃったりするんだからさ

私中島梓の文章好きなんだなぁ

暖かいのかな、なんだろう、今までコミ群タナトスすきだよすきだよ言ってたけど本当はそうじゃなくて中島梓が好きなんだな、わぁどうしてだろう
小説道場で罵倒されたら確実に自殺を考えちゃうぐらいの超ネガティブで脆い神経持ってるのに、中島梓は私みたいな人種一番嫌いだと思うのに、でもやっぱり私は好きだなぁ
 偏執的 ?
確実に女性が書くような文章なんだけどやってる事は女性的でなくどこか男性的なところかなぁ
いやそれは些細な事だ、うん、なんでだろう私は中島梓が す き !


最初のページあたりで
 注)この例えがわからん奴はこんなもん読むな!
ってあってちょっと謝った。ごめんなさい。まだ読んだことないんだな、栗本薫の本。
そういえば風木読んだのも美少年学コミ群タナトスで何言ってるかわかんなくてイラッ(モヤッ?)と来て読んだ事がそもそもなのかもしれない
動機っていつも不純なんだよなぁ




続き
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2007年12月18日

「銀の鎮魂歌」吉原理恵子

「銀の鎮魂歌」吉原理恵子
   2007/9/21(KAREN文庫 Mシリーズ)

 ※初出 「小説June」昭和59年6月号
  「銀のレクイエム 」 (角川ルビー文庫) 1993/9




あの社会規範の中で彼らがとった行動は正しく、
 今見ると異常

手紙は神様が零した偶然?
 あの手紙に巡り会っていなかったらと考えると神はいるのかもしれない

憎しみという影によって見えてくる光源。
 とても簡単な、不器用すぎた男の、純愛のお話



文章から滲み出る作者さんの言葉が好きなのかもしれない、とふと思った
あと挿絵がね、好み


どうでもいいがドラマCDのキャスティングが無難すぎて面白くない
むしろ石田という事に面白くないものを感じる
多くは語らない



JUNEのカテゴリ作りました
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2007年09月13日

間の楔 第5巻 長い夜

 終わりじゃねーのかよ(笑)
最初の1/4で、随分ゆっくりした展開だなぁと不満を漏らし
およそ半分を過ぎた頃、こんなんで本当に終われるのかと疑問が浮かび
全体の1/4を残した頃、まさか・・と嫌な汗が背中を流れた。
 「 それでは、また・・・
   平成十八年 五月   」
 やられたあぁぁーーーーッッ。

全5巻だと信じて疑わなかったのに!
 あろうことか現在進行形かよ!!
・・うあー。これはちょっと、なんていうかもう、うあー。
誤算。大誤算。この調子だと・・1巻で終われたら運がいい方・・だよなぁ。
はぁぁ・・
吉原理恵子先生、頼むからペースアップしてください。これでは生き地獄です。

内容はまぁ・・アニメはあれで正解だったなぁと。
これはちょっとスケールでかすぎるからなぁ。アニメでやろうとしたらそれこそOVAじゃなく1クールモノぐらいだな
OVA、正解。
5巻はリキガイキリエだけですね。イアソン?誰だっけ?
とまではいかないけど多分一言もしゃべってない。この話にどうイアソンが関わるんだよ・・関わりようがねーよ・・
リキたんピーンチ!っていう場面が多々あるんですけど、こういうときに権力者であるイアソンに頼らないっていうか媚びないからこそのリキたんであって、そういうところがイアソンに好かれる要素なんだなあって思いました。
速攻でイアソンに頼ってたら多分見限るよね。助けてくれよ〜って泣きついてたらイアソンはすぐ捨てるよね。まぁリキはそういうことしないだろうからそういう前提がすでに間違ってるんだけど。
でもアニメの方はあれでリキ、あれもリキ、リキはリキ!なので好きです。
小説の方は挿絵のせいかどうも10代のガキという意識が抜けない・・20歳とは思えん・・
ここまで付き合ったならそれこそ『毒食らわば皿まで』という言葉に習って最後まで付き合おうと思います。うん、もうね、3年ぐらい前に出版されててそれを追っかけてると思ってたらつい3ヶ月前の事だったからね。すぐ後ろにいたよ!っていうね。
私は色々と何かから目を逸らし過ぎだよね。

次巻がなるべく早急に出版される事を願っています。
 4巻と5巻の間が半年以上あいている事に私は不安の色を隠し切れません。
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2007年09月08日

間の楔 第4巻 昏迷

 わりとあっさり展開。
しかし濡れ場はちゃんと押さえておく。素晴らしい。もうちょっとやそっとのことでは驚かなくなりました。まだ大丈夫。
変な免疫がつきました。なんか色々と間違ってる気がする・・。

誰にもなびかないリキたんがイアソンとの情事であっさり帰る事を口にした事がショックでなりません。
 不本意だッ!そんなリキたんはリキたんじゃないッ!
世界観が揺らいだ。リキたん欲望に忠実すぎ。

そして思いもよらぬ濡れ場。さんざんどうしようもない男だと言われていたキリエの予想外の活躍に嫉妬。
 わりと要領良いんじゃない?実は頭良いんじゃないのあいつ?
素の文と言動が一致しなさすぎて困る。わりとキレ者じゃん。オッドアイ最強。 え?

ミダスとタナグラの関係、事の真相など・・これはいいSFですね。JUNEモノじゃなくても1作書けそうです。暗闇にどっぷり浸かって謎だった部分がじわじわ明るみに出て来て驚愕の事実がついに!みたいな感じで面白いです。
ミステリ要素っていうか、謎の部分が明らかになって行くサマはやっぱり読んでて面白いです。爽快。

ここからガイがどう動くのか見物だよなぁ〜やっぱブチ切れるのかな
 個人的にはカッツェが活躍しすぎてて怖い 死亡フラグではない事を祈る
アニメとは大幅に展開が違って来たのでまた色々と楽しみではありますが・・あと1巻?マジで?ほんとに終われんのこれ?
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2007年09月07日

間の楔 第3巻 刻印

はぁ。
 作者さんすげぇですね・・
設定が細かすぎです。失礼ながらそれこそラリってんじゃねえの?ってぐらいブッ飛んだ設定(どうでもいいような事に対して詳細で多岐的)と巨視的な世界観でちょっと怖いです。
小説には書いてないそれこそどうでもいいことまで設定考えてるんじゃなかろうか・・と思えるぐらいしっかりした背景を持っています。地区のそれぞれの特徴とか地図、ストリートの名前からどこにどんなのがあってここの店はこんな感じ、メニューはこんなんでいつも3時頃になるとお客さんで溢れかえってる、とかまあこれは私の妄想なんですけど。
他の惑星の存在はまだしも酒の種類とか正直どうでもいいだろ。

 ウテナとはまた違った世界の拡げ方、切り口でびっくり
これほんとに一人で考えたの?
とてもひとつの頭で考えたようには思えないほど奥行きがあります。一人でものを書くとどうしても何かしらどっかに片寄った視点で語りがちなんですが全然そんな気を起こさせません。
 作者さんの人間性でしょうか。
不思議。

ラノベ特有、というか物語を語る上でよくありがちなキャラをこう動かしたいがために設定を決めて動かす、というような印象を受けません
設定・世界観という不動の土台があって、そこでどうキャラが動くか描写している、という印象を受けます
・・ちょっと褒めすぎてて気持ち悪いです、自分でも。何だろう・・ファンフィルターかな
ラノベ読む機会がさほどないのでそもそも捉え方から大袈裟に間違っている可能性大ですがなんていうかこの小説の世界観は別にJUNEじゃなくてもいいんじゃないかな、と思います
SFでも十分行ける。普通の物語を書いても面白そうです。

まあやっちゃってるシーン読んであぁこれ入門書じゃないな、と思いました
 はじめてのえろびでおがようものむしゅうせいすかとろれいぷものだった、みたいなそんなしんきょうです(以上検索回避仕様。)
JUNEBL初挑戦★な自分にはちょっと濃厚すぎた。ていうかBLってこういうパターン多いな!
調教モノは女子不変の萌えシチュですか・・はぁ・・
まっどうでもいっか、エロけりゃ(やだなぁ・・)

アニメとは違う展開になって来たようでこれからが楽しみです。
アニメスタッフはいいように昇華したなぁ・・
原作読んでびっくり。イアソン超過激。ラウールが一般人並に見える。リキ19?にしてガキ口調。マジでか。なんなんだ。アニメの方がぬるいことがわかった。小説の方はガチでゲログロいですからね。アニメなんて・・まだまだ。

あとあれね、あとがき。
 愛情鎖縛気になってたんですけどこの人だったんですか。
 「僕は犬じゃない」 ああ、なるほど。
買ってみようかな。ほら、彼と彼の丼だし。いい機会だし。


ほぼ男だけの世界が決定的不変な証拠で裏付けされた世界で繰り広げられるうほ展開・・上手いです。これならBLに露骨な不快感を示す男でさえも限りなく無理矢理ではない状態で納得させられる気がする。
 だって男しか相手いねーもん。
不条理。だがこれに尽きる。
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2007年09月05日

間の楔 第2巻 命動

 リキがガキっぽい・イアソンがただの高慢ちきな金持ち
温度差に驚くばかり。
会話ではない素の文章?あたりからリキはよく出来た子だなぁ芯がしっかりしてるなあと思わせられるのですが言うことがものすごくガキっぽい。
お前ほんとに16か?ってぐらい。下手すると小学生並です。言ってることがあほっぽいです「目からビームとか・・ないか」まあこれはこれで可愛いからいっか。
問題はアニメの顔と声で脳内再生されるってだけです。あれで16はねーよな、うん。

まあ序盤の序盤なのでこれ言うのちょっと躊躇っちゃうんですけど、イアソンが悪い奴としか思えないんです。
いや、それこそただのクズ同然カス以下塵芥レベルのリキにかまっちゃうってことはそれなりに気があるからだとは思うんですけど最後のアレとかもう愛なんて微塵もないだろっていう。ただの鬼畜じゃん。
鬼畜は好きだけどただのSってだけの鬼畜に興味はないんですよね。だからアニメのイアソンは好きになれたわけであって。
この(小説の)イアソンはちょっと・・興味本位でリキいたぶってるだけやん・・
見てて辛いよ・・あとアニメと話が全然違って大混乱だよ・・


不幸な過去を抱える主人公像にはわりとうんざりして来てたんですけどなんとなく読めちゃってます。
なんとなくだけどセカイ系っぽい感じがします。セカイ系って便利な言葉だよね。
急にファンタジーっぽい展開になったときはスパークしかけた これSF? 冗談です。

やはり原作ありとは言っても設定と大まかな筋だけ借りて来ただけなのかと痛感。例に漏れず。
アニメとは違って小説は小説なりの筋、面白さ、キャラ像やなんかがもちろんあるだろうことは明白なのでその辺ちゃんとわきまえて読み進めて行こうと思います
アニメと比較しちゃうのがねーやっぱり私だよねー
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posted by nina at 20:13 | TrackBack(0) | JUNE・耽美〜小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月02日

間の楔 第1巻 帰って来た男

アニメとちょっと違ってる?と思ったらまさしくそうらしい。
文体がラノベ(笑)って感じだったけど読了する頃にはそれにもまあなんとか慣れて話に片足突っ込む程度には世界観にとけ込めたので次巻以降購入することにしました

 以下内容にあんまり触れてない話が続きます

アニメと違ってたんで初っ端から混乱しました
冒頭のハイライトシーン?ですでによく分からんことになったおかげで時間軸把握出来ない状態が後半あたりまで続きました
 多分アニメ見てなかったら確実に読むのやめてたと思う
最近本読んでないせいで(まあ普段頻繁に読む方ではないが)処理能力落ちまくってることを再認識せざるを得なかった。
創竜伝読んだあとだったせいか本開いた瞬間文字の大きさと空白の面積に驚きました
これがラノベか・・とちょっと悟った気分になれました
3ページぶっ続けで1段落とかクソみたいな(注:褒め言葉)古ーい小説と比べるととっても楽でした。だって、これ、3行で1段落。
 ちょっと異次元だった。
ラノベばっか読んでると普通の小説読めなくなりそうで怖い


ところで。この小説、出版当時よりかなり増筆修正がかかっているみたいで。
それでも。出版当時の文で読みたかったなぁ・・何十年?前か分かりませんが。
しかし。それとも。読む前に情報が入っていたのでなんとなくですが文体が現代っぽくなっててまた残念でした。
加えて。ただ。あの文体ね。発狂しかけたよ。読みはじめたときは。
まあ結果オーライですよね。ボーダー?ダッシュ? --------- ←こういうの が多くなくてよかったです。色々と。それなりに。


しかしやっぱりアニメが勝ってるんだよねぇ 今の時点では
どうでもいいですがJUNEって言葉すっごく気に入りましたジュネじゅね!
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posted by nina at 18:23 | TrackBack(0) | JUNE・耽美〜小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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